
こんにちは。eBay Export Chartbook運営者のJです。
ebayで画像転用って、気になりますよね。
自分が時間をかけて撮影した商品写真が、他のセラーに無断で流用されていた。
そんな場面に出くわすと、怒りと焦りで頭が真っ白になりますよね。
画像を盗まれたセラーからは「どこに通報すればいいか分からず泣き寝入りした」という声も多く聞かれます。
結論から言うと、ebayには被害者を守るための通報制度がきちんと整備されています。
正しい手順で動けば、転用された画像は必ず削除してもらえます。
実は2026年7月1日から、eBayは新しいVeRO(ヴェロ・知的財産権保護プログラム)ポータルへ移行します。
古い申請ルートでは受け付けてもらえないケースも出てくる見込みです。
そのため、最新の通報手順を押さえておく必要があります。
この記事では、ebayで画像転用された時の発見方法から証拠保全、VeRO通報、削除完了までを順番に解説します。
さらに、著作権法の根拠や日常の予防策まで網羅していきます。
読み終える頃には、慌てずに行動できる自信が持てているはずです。
この記事を読むと分かる4つのこと
- ebayで画像転用に該当する具体的な行為の範囲と著作権法上の扱い
- Google画像・TinEye・Yandexを使い分けるリバースイメージ検索の実務手順
- VeRO通報とNOCI(Notice of Claimed Infringement・侵害申立通知)フォームを正しく書く方法
- 2026年7月1日から始まる新VeROポータルへの最新対応ポイント
初心者の方でもそのまま使える形で、順番に解説していきます。
ebayで画像転用が起きる仕組みと見抜き方
まず、ebayで画像転用がどう起きて、どうやって自分で見抜くかを整理します。
仕組みを理解しておくと、怪しい出品に気づいた時に正しく判断できるようになります。
全体像を掴んでから、具体的な検知ツールの使い方に進んでいきましょう。
ebayで画像転用と呼ばれる行為の範囲

結論から言うと、画像転用とは他人が撮影または所有している写真を、許可なく自分の出品に流用する行為全般を指します。
色の調整やトリミング程度の加工をしても、元画像をベースにしている以上は転用にあたります。
実はeBay Japanの出品画像ポリシーには「ご自身で撮影した商品画像をアップロードする必要があります」と明記されています。
さらに、第三者の写真・画像・動画を無断で使うことは、VeROの違反行為として扱われます。
たとえば、以下のような行為がすべて転用に該当します。
- 他セラーの出品画像を右クリック保存して使う
- メルカリやヤフオクから画像を抜いて再利用する
- メーカー公式サイトの画像を許可なく貼る
- 他人の画像に文字を乗せて「自分の加工」として使う
- 画像の左右反転や色味変更で「別物」のように見せかける
ちなみに、ウォーターマーク(透かしロゴ)を足しても、元画像が他人のものであれば違反です。
eBayポリシーではウォーターマークは画像面積の5%以下に抑える決まりがあり、大きく入れて権利主張するのもNGとされています。
加えて、eBayの出品ではメイン1枚+追加23枚の計24枚まで画像を登録できますが、そのどれか1枚でも他人の写真が混ざれば違反判定の対象です。
もちろん、著作権者本人から正式な書面で使用許諾をもらえているなら、その画像を使っても問題ありません。
メーカー代理店契約を結んだ場合や、撮影者に使用料を支払って契約書を交わした場合が該当します。
ただし、「ブログで紹介されていたから」「SNSで公開されていたから」といった理由では許諾の代わりにはなりません。
加えて、eBayは画像の類似度を自動スキャンする仕組みも運用していると言われています。
同じ写真が複数アカウントに出てきた場合、どちらが本物かをシステム側で判定するわけです。
そのため、ウォーターマークや撮影時のExifが残っている側が有利になる設計になっています。
つまり、撮り直しまたは正式な使用許諾取得が唯一の合法的な解決策だと考えてください。
詳しい著作権の根拠については、文化庁 著作権施策総合案内(.go.jp)で公開されています。
ebayで画像転用が起こりやすい3つのパターン

結論として、画像転用には大きく3つのパターンがあります。
どれに自分が巻き込まれているかを見極めると、対処の優先度が決めやすくなります。
1つ目は、同業セラー同士の画像横流しです。
同じカテゴリで売れている出品を見つけ、画像だけコピーして自分の出品ページに貼る手口が代表例です。
出品文まで似せて全体をクローンするケースも確認されています。
2つ目は、フリマアプリからの引用です。
メルカリやヤフオク、ラクマといった国内プラットフォームで出品中の画像を保存し、ebayで無在庫販売するために転用するケースが目立ちます。
フリマアプリの出品者は個人が多く、泣き寝入りしやすい点を突かれています。
3つ目は、メーカー公式画像の無断使用です。
ブランド本体の商品画像を「カタログ画像だから問題ない」と誤解して貼るパターンが多いようです。
しかし、公式画像にも当然著作権があり、契約のない第三者が勝手に使えば著作権侵害になります。
実は、新品商品であればストックフォト(販売用ライセンス付きの既成写真)やeBayカタログ画像を使える場合もあります。
しかし、中古品(Used item)に使うことはポリシー違反となります。
書籍・映画・音楽・ビデオゲームなど一部カテゴリは例外です。
さらに注意したいのが、AI画像生成ツールで元画像を少し加工するパターンです。
最近は生成AIで元画像を再構成するケースも見られますが、素材として他人の写真を使えば原理的に著作権侵害です。
AI加工であっても、元画像の所有者の許可がなければ違反となる点は押さえておきましょう。
ちなみに、海外Aliexpressなどのサプライヤー画像を使う行為もグレーゾーンです。
正式なドロップシッピング契約がない限り、メーカーやサプライヤー画像の使用は慎重に判断してください。
つまり、どのパターンでも「自分で撮影していない画像を使う」時点でリスクが発生すると覚えておいてください。
特にフリマアプリからの転用は国内で被害報告が多く、早期発見が重要になります。
ebayで画像転用と無在庫販売の関係
結論から言うと、ebayで起きる画像転用の多くは無在庫販売(手元に商品がない状態で出品する手法)と結びついています。
理由はシンプルで、実物が手元にないため撮影できず、他人の画像に頼るしかないからです。
実際に、無在庫販売で画像を無断転載していたセラーが、著作権法違反容疑で逮捕された事例も国内で報じられています。
著作権法第119条1項では、著作権侵害に対して10年以下の懲役もしくは1,000万円以下の罰金が定められています。
さらに、法人の場合は同法第124条1項により3億円以下の罰金対象となります。
加えて、eBayは画像転用を繰り返すセラーに対して、サスペンド(アカウント停止)措置を取る旨をポリシーで明言しています。
1回の違反でもパーマネントサスペンド(永久停止)となるケースもあり、軽い気持ちで踏み込める行為ではありません。
もちろん、すべての無在庫販売が違法というわけではありません。
しかし、画像を自分で用意できない出品は、構造的に画像転用のリスクを抱えていると言えます。
ちなみに、ebayのアルゴリズムは画像の類似度も判定材料にしていると言われており、重複画像の出品は表示順位で不利になる傾向があります。
そのため、転用されている側も、加害側も、両方が損をする仕組みになっています。
加えて、アカウントを失うと、それまで積み上げてきた評価(フィードバック)もゼロからのやり直しになります。
トップレートセラー(eBayの優良セラー認定)の地位も失われ、取り戻すには半年以上かかると言われています。
つまり、無在庫×画像転用は「刑事罰」「eBayポリシー違反」「評価ダウン」の三重リスクを背負う行為です。
ebayで画像転用を放置するリスクと評価への影響

結論として、画像転用を放置すると、3つの領域で目に見えるダメージが広がります。
1つ目は、売上の流出です。
転用した出品が同じ商品で価格競争を始めると、自分の出品の注目度が分散します。
バイヤーから見れば同じ写真の出品が2つ並ぶため、安い方に流れてしまうのが自然な動きです。
2つ目は、検索表示順位の低下です。
eBayのBest Match(検索アルゴリズム)は、重複画像を「独自性の低い出品」と判断する傾向があります。
そのため、オリジナル画像を作った側にもかかわらず、検索結果の下位に追いやられるケースが報告されています。
3つ目は、将来的な逆通報リスクです。
悪質なケースでは、転用したセラーが先に「この画像は自分のものだ」とVeROへ通報するパターンもあります。
この場合、Exifや初出日時の記録が残っていないと、立場が逆転してしまう恐れがあります。
加えて、放置することでバイヤーからの信頼にも影響します。
同じ写真で別のセラーが出しているとバイヤーが気づけば、どちらが本物か判断できず、両方からの購入を控える傾向が出ます。
実は、画像転用を受けたセラーが、半年以上放置した結果、出品全体のインプレッション数が大きく低下したという声もあるようです。
数値は個別の条件によりますが、放置が長引くほど挽回は難しくなります。
ちなみに、放置しているうちに同一画像を使った多重アカウントに広がるケースもあります。
1件のうちに止めるのと、5件10件に広がってから止めるのでは、作業負担が大きく変わります。
もちろん、全ての転用が売上に直結するわけではありません。
転用された画像が海外セラーの低品質な出品に使われているだけなら、直接的な被害は小さい場合もあります。
しかし、同ジャンルで競合している場合や、自分の商品ページが表示順位で負けている場合は、早急な対応が必要です。
加えて、放置したまま時間が経つと「自分の画像である」という主張自体が弱くなっていきます。
後から「なぜ気付いていたのに放置したのか」と問われた場合、対応の遅れが弱点になる可能性があります。
つまり、見つけた瞬間に動くのが、損失を最小化する唯一の方法です。
次の節では、自力で転用を見つけるための具体的な検索ツールを紹介します。
ebayで画像転用を自力で発見する検索ツール活用法

結論から言うと、画像転用を見つける最強の武器は「リバースイメージ検索」です。
画像をアップするだけで、ネット上の似た画像を一覧表示してくれる技術の総称です。
おすすめは以下の3ツールを段階的に使う方法です。
- Google画像検索(汎用性が高い・カバー範囲が広い)
- TinEye(77億件以上の画像をインデックス・古いコピー発見に強い)
- Yandex画像検索(東欧圏とロシア語圏に強く、別ルートのコピーを拾える)
| ツール | 強み | 使うべき場面 |
|---|---|---|
| Google画像 | 汎用性・カバー範囲が最も広い | 最初の広範囲スキャン |
| TinEye | 厳密一致・77億件の古い掲載を特定 | 初出日時の特定・著作権調査 |
| Yandex画像 | 東欧・ロシア圏に強い/顔認識精度高 | 海外経由の転載発見 |
具体的には、以下の手順で進めます。
- 自分の商品画像をパソコンに保存する
- Google画像検索にアクセスし、カメラアイコンから画像をアップロード
- 結果に自分のebay出品以外のURLが出てきたら転用の可能性大
- 続いてTinEyeにアップし、最も古い掲載日を確認
- 最後にYandexで国際的な転載の有無をチェック
実は、この3段階検索法を使うと、単一ツールでは拾いきれない転載を発見できるとされています。
Google画像検索は便利ですが、画像を加工されると拾えないケースがあり、TinEyeの「厳密一致」と相互補完する形が理想です。
加えて、定期的に自動チェックしたい場合は「Berify」のようなモニタリングツールも選択肢になります。
こうした有料サービスを使えば、新しい転載を毎日メール通知で受け取れます。
ちなみに、画像を検索する際は、ウォーターマークや背景を少し削ってから検索すると、加工されたコピーも拾いやすくなります。
つまり、週に1度のリバース検索をルーティン化しておけば、転用を早期に発見できる体制が整います。
eBayでのリサーチ全般に詰まった時の抜け道については、eBayリサーチで見つからない原因と対策も合わせて参考にしてみてください。
ebayで画像転用された時の通報と削除の手順
次に、転用を発見した時の具体的な動き方を解説していきます。
流れは「証拠保全→VeRO通報→削除確認」の3ステップです。
慌てず順番に進めれば、誰でも対処できる内容です。
ebayで画像転用を見つけた直後にやる証拠保全
結論として、通報の前に「証拠を押さえる」作業が最優先です。
なぜなら、相手がいつでも出品を消して逃げられるからです。
まず、該当する出品ページをフルスクリーンショットで保存しましょう。
Chromeなら拡張機能の「GoFullPage」、Macなら「Shift+Cmd+4」で範囲撮影が可能です。
スクロール全体を1枚で収められるとベストで、出品文や価格も同時に記録しておきましょう。
次に、出品ページのURLとアイテムID(12桁の数字)を記録します。
アイテムIDは削除された後も侵害の特定に使えるため、必ず控えてください。
URLは末尾の/itm/1234567890のような形式で、IDの部分を抜き出して別ファイルに保存します。
さらに、Wayback Machine(ウェブ魚拓サービス・archive.org)に該当URLを投入し、第三者アーカイブとして残しておきます。
この操作だけで、第三者機関が「その日付、この内容で公開されていた」と証明してくれる形になります。
加えて、自分が撮影した元画像のExif(撮影日時や機種情報などのメタデータ)を、別フォルダに退避します。
Exifはファイルを普通にコピーすれば維持されますが、SNSにアップした時点で削除される仕様のため、ローカルの原本が重要です。
ちなみに、Exifが既に消えてしまっている場合は、初めてアップロードした自分のebay出品のアイテムIDと公開日をメモしておくだけでも、初出の裏付けになります。
もちろん、余裕があれば自分宛てのメールにスクショと説明文を添付して送り、タイムスタンプ付きで残しておく方法も有効です。
なお、相手のセラーIDやフィードバックページもスクショしておくと、後で別アカウントで再出品した時にも追跡しやすくなります。
過去にどのアイテムを出していたか、いつから活動しているかも併せて記録しておきましょう。
つまり、「スクショ・URL・魚拓・Exif」の4点セットを揃えれば、いつ通報しても不利になりません。
特にVeRO通報は数日で相手の出品が消えるため、先に証拠を取らないと「証拠がないまま相手が逃げる」事態になります。
証拠保全4点セット チェックリスト
- ☐ フルスクリーンショット(出品ページ全体)を保存
- ☐ 出品URL+アイテムID(12桁)を別ファイルに記録
- ☐ Wayback Machine(archive.org)に魚拓を残す
- ☐ 元画像のExif(撮影日時)原本を別フォルダへ退避
ebayで画像転用をVeROで通報する正しい手順
結論から言うと、通報ルートは大きく2つに分かれます。
- 出品ページにある「Report item」リンクからの簡易通報
- VeROプログラム経由のNOCI(侵害申立通知)提出
軽微なケースやスピード重視なら前者、確実に削除させたいなら後者を選びます。
Report itemはログインして出品ページ下部の「Report this item」をクリックするだけで完了します。
VeRO経由は多少手間がかかりますが、複数出品を一括で削除させたい時に効果的です。
実は、2026年7月1日からeBayは新しいVeROポータルに移行することを発表しました。
この日以降、古いメール送信ルートでは受理されないケースが増える見込みです。
そのため、最新のeBay公式VeROポリシーを必ず確認してから申請してください。
通報の基本フローは以下の通りです。
- 権利者情報(氏名・住所・連絡先)を準備する
- 侵害されている権利の種類(著作権・商標権など)を特定する
- 侵害出品のアイテムIDとURLをリスト化する
- NOCIフォームに記入し、vero@ebay.comに送信する
加えて、通報から削除までの期間は、通常1〜3営業日程度が目安とされています。
証拠が揃っていれば、早ければ24時間以内に相手の出品が消えるケースもあります。
ちなみに、同じセラーが別アカウントで再出品を繰り返すパターンも見られます。
そのため、通報後も1〜2週間はリバースイメージ検索で再発していないか確認しておくのが現実的です。
なお、複数の出品をまとめて通報したい場合は、1通のNOCIメールに侵害アイテムIDを一覧で列挙できます。
1件ずつ送るよりも、関連する侵害を一度にまとめて提出する方がeBay側の処理も早く進みます。
もちろん、初めてのVeRO通報で不安な場合は、Report itemから先に試してみるのも1つの手です。
Report itemで反応が遅いと感じたら、NOCI経由に切り替えれば問題ありません。
VeRO通報 4ステップフロー
| STEP 1 権利者情報を準備 |
氏名・住所・電話番号・メールアドレスを整理 |
| STEP 2 権利の種類を特定 |
著作権・商標権・意匠権などを明確にする |
| STEP 3 侵害出品をリスト化 |
アイテムID(12桁)とURLを箇条書きで整理 |
| STEP 4 NOCI送信 |
vero@ebay.comへ英文メール送信(または新VeROポータル) |
つまり、通報そのものは難しくありません。
証拠の準備と、最新の送信ルートの確認さえ押さえておけば、誰でも実行できる手続きです。
ebayで画像転用の通報に必要なNOCIフォーム記入例
結論として、NOCIフォームには6つの必須項目があります。
記入漏れがあると審査が止まるため、テンプレート化しておくのが現実的です。
具体的には以下の6項目を記入します。
- 権利者の連絡先情報(氏名・住所・電話番号・メールアドレス)
- 侵害されている権利の種類(著作権・商標権・意匠権など)
- 侵害出品のアイテムIDとURL
- 侵害内容の詳細説明(元画像との一致点)
- 善意の申立であることの表明文
- 署名(電子署名も可)
たとえば、著作権侵害の場合は「元画像は自分が2026年◯月◯日に撮影し、△△△に初出した」旨を記載します。
加えて、Exifの撮影日時や初出したebay出品IDを添えると、説得力が大きく増します。
ちなみに、NOCIは英文での提出が原則です。
翻訳ツールを使う場合も、最終確認は人間の目で行ってください。
不自然な英文は信ぴょう性を疑われ、審査保留になるケースがあります。
実は、宣誓文(I have a good faith belief that...)の部分は、eBayの公式サンプルに準拠した定型文を使うのが無難です。
毎回ゼロから書く必要はなく、1度テンプレを整えれば使い回せます。
テンプレ化の例としては、以下のような構成が実務的です。
- 【権利者情報】氏名・住所・連絡先・電話番号(国コード+81付き)
- 【権利の種類】著作権(写真)/商標権(ブランドロゴ)など
- 【侵害出品】アイテムIDとURLを箇条書き(複数OK)
- 【侵害内容】「以下の出品画像は、私が◯月◯日に撮影した原本のコピーです」
- 【宣誓】「申立内容は正確であり、善意に基づくものであることを誓います」
- 【署名】氏名+日付
こうしたテンプレをGoogleドキュメントなどで保管しておけば、被害を発見してから提出までの時間を大幅に短縮できます。
さらに、NOCIを送る際は、元画像と侵害画像の比較画像を添付すると審査スピードが上がります。
左右に並べて「同じ構図・同じ光の当たり方」が一目で分かる形式が理想です。
画像ファイルはメールに直接添付せず、Googleドライブの共有リンクで送ると、容量エラーを避けられます。
つまり、事前にテンプレを整えておけば、発見から通報までを30分以内に済ませられます。
NOCIフォーム 6項目記入テンプレート
| ① 権利者情報 | 氏名・住所・電話番号(+81付)・メール |
| ② 権利の種類 | 著作権(写真)/商標権/意匠権など |
| ③ 侵害出品 | アイテムID(12桁)+URL・複数可 |
| ④ 侵害内容 | 元画像との一致点・初出日・撮影日時 |
| ⑤ 宣誓文 | "I have a good faith belief that..." |
| ⑥ 署名 | 氏名+日付(電子署名可) |
送信先:vero@ebay.com(英文推奨・2026年7月1日以降は新VeROポータル経由に切替)
なお、逆に自分がVeROで削除された側になった場合の対処法については、eBayでVeROで削除された時の理由と対策を参照してください。
ebayで画像転用を未然に防ぐ予防ルール

結論として、画像転用を未然に防ぐには「盗まれにくい画像を作る」発想が有効です。
完全に防ぐのは難しくても、コピーされた時にすぐ分かる仕掛けを入れておくと、後の通報がスムーズになります。
具体的には、以下の5つの予防ルールが効果的です。
- ウォーターマーク(透かしロゴ)を画像面積の5%以下で入れる
- 撮影環境(背景・ライティング・小物)を独自に統一する
- 画像のExif情報を必ず残した原本をローカル保存する
- 推奨の1,600×1,600ピクセル以上でアップロードする
- メイン1枚+追加23枚の合計24枚を最大限活用する
たとえば、背景色を自分のブランドカラーに統一しておくと、転用されたときに一目で「これは自分の画像だ」と特定できます。
ライティングに特徴を持たせると、似た構図でも見分けがつきやすくなります。
実は、eBayの画像ズーム機能は最長辺1,600ピクセル以上でないと有効化されません。
そのため、高解像度でアップしておけばバイヤーの購買体験も向上し、一石二鳥です。
加えて、独自の商品画像を24枚すべて活用することで、他のセラーが真似しにくい情報量を作れます。
写真枚数が少ない出品ほど、転用リスクが高いとも言えます。
ちなみに、Exifの撮影日時は、裁判や通報の場面で「初出の証拠」として極めて重要です。
編集ソフトで消してしまわないよう、原本は必ず別フォルダに保管しておきましょう。
さらに、撮影時にメモ帳やレシートなど「自分以外には持っていないアイテム」を一緒に写しておく方法も有効です。
そのアイテムを背景小物として画像に含めれば、転用されたときに「これは自分が撮った証拠」として一目で示せます。
加えて、撮影した原本は月ごとにクラウドストレージへバックアップしておくのが理想です。
万が一のトラブル時に、バックアップのタイムスタンプが撮影日時の証明になります。
つまり、日頃から「予防=撮影ルール化」を意識しておけば、転用被害そのものを減らせます。
eBayの出品全般の安全対策については、eBayで安全に出品する12のTIPSも合わせてご覧ください。
ebayで画像転用でよくある質問FAQ
VeROで通報したのに削除されなかった場合はどうすればいい?
eBayが証拠不十分と判断した場合、追加資料を添えて再提出できます。
撮影メタデータ(Exif)・元画像ファイル・商標登録証など、権利者であることを示す書類を追加してください。
それでも対応されない時は、VeROポータルの問い合わせ窓口からサポートへエスカレーションできます。
AI画像生成で作り直した写真なら画像転用にならない?
AIで加工しても、元画像の構図や特徴が残っていれば転用と判断されます。
eBayのVeROプログラムは「実質的な類似性」で判定するため、加工の有無は免罪符になりません。
安全なのは自分で撮り直すことです。どうしても使いたい場合はメーカーから正式な使用許諾を取りましょう。
通報は匿名でできる?転用セラーに自分の個人情報は知られる?
通報者の情報はeBayから転用セラーに直接開示されません。
ただしNOCIフォームに記載した氏名・住所は、米国法に基づき必要に応じて裁判所等に提出される可能性はあります。
一般的な通報の範囲であれば、相手に身元が伝わることはほぼないので安心して申告できます。
削除後、同じセラーが画像を差し替えて再出品してきたらどうする?
同じセラーによる再犯は、eBayが悪質性を判断する重要な材料になります。
再度証拠を保全してVeROに通報し、「リピート侵害者」である旨をメールに明記してください。
繰り返し違反が確認されれば、アカウント停止・永久BANの対象になります。諦めず都度通報を続けるのが正解です。
ebayで画像転用に泣かないための総まとめ
ここまで、ebayで画像転用された時の発見から通報、削除までの手順を解説してきました。
最後にもう一度、重要なポイントを整理します。
- 画像転用は色調整やトリミングをしても違反に該当する
- 無在庫販売と画像転用はセットで刑事罰リスクを負う
- 自力発見にはGoogle・TinEye・Yandexの3段階検索が有効
- 見つけたら「スクショ・URL・魚拓・Exif」で証拠を押さえる
- VeROのNOCIフォームで正式通報すれば1〜3日で削除される
- 2026年7月1日からはVeRO新ポータルが必須ルートになる
つまり、発見→保全→通報→削除の4ステップを押さえれば、ebayで画像転用された被害から出品を守れます。
予防の面では、独自の撮影環境と1,600ピクセル以上の高解像度、24枚フル活用の3点を習慣化しておけば、転用されにくい強い出品が作れます。
画像はあなたのお店の顔です。
見つけた瞬間に泣き寝入りせず、この記事を手元に置いて順番に行動していきましょう。
焦っている時ほど、1つ1つの手順を落ち着いて踏むことが大切です。
この記事をブックマークしておき、いざ画像転用に遭遇した時にすぐ見返せる状態にしておくと心強いはずです。
それでは、今日も安全で実りあるeBay輸出を。