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こんにちは。eBay Export Chartbook運営者のJです。
ebayのバーチャルオフィスって、気になりますよね。
私も始めたばかりの頃は「自分の家の住所が、世界中の知らない人に見られてしまうのでは」と不安でした。とくに家族と暮らしていると、自分ひとりの問題では済まなくなります。
結論から言うと、eBayに登録する住所は4種類あり、そのうち置き換えを考えるのは基本的に1〜2つだけです。全部をバーチャルオフィスに変えてしまうと、かえって本人確認が通らなくなります。
この記事では、自宅住所が外に出る経路を3つに分けて整理します。あわせて、古物商許可や海外からの返送品といった、契約してから気づきやすい落とし穴も先にお伝えします。
この記事のポイント
- 自宅住所が外に出るのは発送ラベル・米国のINFORM法・EU向け表示の3ルート
- eBayの住所欄4つのうち、置き換えを考えるのは基本1〜2つでいい
- 本人確認の住所は住民票の自宅のままにしておく
- 中古品を扱うならバーチャルオフィスは古物商許可の営業所にできない
ebayでバーチャルオフィスが必要になる場面
まず整理したいのは「どこで住所が見られるのか」です。ここが曖昧なまま契約すると、必要のない出費になってしまいます。
実は、住所が外に出る経路は3つに絞れます。順番に見ていきましょう。
自宅住所はどこまでバイヤーに見えるのか

結論から言うと、出品ページの段階で相手に見えるのは市・国・郵便番号のレベルです。番地まで含んだ詳細な住所が、誰でも見られる状態で並んでいるわけではありません。
というのも、eBayの出品画面に表示されるのは「商品の所在地」であって、セラーの居住地そのものではないからです。バイヤーが配送日数を見積もるための情報として置かれています。
そのため「出品しただけで自宅が丸見えになる」という心配は、正確ではありません。ここを誤解したまま焦って契約してしまうのは、少しもったいないんです。
確かに、不安に感じる気持ちはよく分かります。私も最初は、購入されるたびに何かが漏れているような気がして落ち着きませんでした。
ただし、まったくゼロというわけでもありません。詳細な住所が相手に届くのは、購入されたあとの段階です。
つまり、守るべきは「出品中」ではなく「取引が動き出したあと」です。ここを分けて考えると、どこにお金をかけるべきかが見えてきます。
住所が外に出る3つのルート
市・国・郵便番号まで(番地は表示されない)
▼ 購入されると
紙として相手の手元に届く
条件を満たすと注文詳細に氏名と住所が表示
ビジネスセラーは出品ページに事業所住所が表示
発送ラベルと返品先に印字される住所
まず、もっとも確実に住所が相手の手元へ届くのは、発送ラベルの差出人欄です。紙として物理的に渡るので、ここは隠しようがありません。
加えて、返品先住所も相手の目に触れます。バイヤーが返品リクエストを開くと、商品を送り返す宛先として案内されるからです。
実は、eBayでは住所を4種類登録できます。登録住所、購入したときの届け先、発送元、そして返品先です。この区別を知らないまま、すべて同じ住所にしている方が意外と多いんです。
たとえば返品先だけを別の住所にしておけば、返送されてくる荷物は自宅に届きません。逆に言えば、ここを設定していない限り、返品はそのまま自宅へ向かいます。
さらに知っておきたいのが、返品対応のスピードです。バイヤーが返品リクエストを開いた場合、セラーは3営業日以内に返送用ラベルを提供するか返金するかの対応を求められます。
そのため、返送先をどこにするかを取引が動いてから慌てて考えるのは、あまり得策ではありません。落ち着いて選べるうちに決めておきましょう。
ここで日本のセラーが直面しやすいのが、返送用ラベルの用意です。米国内のセラーのように、自動で返送ラベルを発行する仕組みが使えません。そのため、バイヤーと返送方法を相談して決める場面が出てきます。
そうなると、メッセージで伝える住所は「相手に見せてよい住所」である必要があります。やり取りの途中で自宅住所をそのまま送ってしまう、という事故を防ぐ意味でも、返品先を先に決めておく価値は大きいんです。
結論として、隠す優先順位が高いのは「ラベルの差出人欄」と「返品先」の2つです。ここを押さえるだけで、体感的な不安はかなり減ります。
発送前の住所まわりに不安がある方は、ebayの住所不備を防ぐ発送前チェックもあわせてご確認ください。
米国のINFORM法でフル住所が公開される条件

ここからが、多くの方が知らないまま出品している部分です。2023年6月27日、米国でINFORM Consumers Actが施行されました。これは、販売者の情報開示を義務づける消費者保護の法律です。
そして、日本に住んでいるセラーであっても、ebay.comで販売している以上は対象になります。「海外の法律だから関係ない」とは言えないんです。
対象になるのは、高ボリュームセラーと呼ばれる区分です。対象になる期間は、過去24か月のうち連続する12か月間です。そのなかで新品または未使用品を200点以上、かつ合計5,000ドルを超えて販売した場合が該当します。
さらに年間の総売上が20,000ドルに達すると、扱いが変わります。具体的には、氏名(または会社名)と住所が購入確認メールと注文詳細に表示されます。
ここだけ読むと、こわく感じますよね。ただし、大事な例外が2つあります。
ひとつは、登録している住所が住宅用の住所である場合、表示されるのは州と国だけになること。もうひとつは、返品用に別の住所を設定している場合、その返品先住所が表示されることです。
詳しい条件はeBay公式の「The INFORM Consumers Act」を参照してみましょう。
| 段階 | 条件 | バイヤーに表示される情報 |
|---|---|---|
| 対象外 | 下記の販売量に届いていない | 表示なし |
| 高ボリュームセラー | 連続12か月で新品200点以上かつ5,000ドル超 | eBayへの情報登録・確認が必要 |
| 年間20,000ドル到達 | 登録住所が住宅用の住所 | 州と国のみ |
| 年間20,000ドル到達 | 返品用に別住所を設定している | その返品先住所が表示 |
出典:eBay公式 The INFORM Consumers Act
つまり、自宅を登録住所にしたままなら、番地まで含んだ住所が表示されることはありません。そして返品先をバーチャルオフィスにしておけば、フル住所として出るのはそちらになります。
逆に言えば、返品先を設定しないまま売上が伸びていくと、自宅の情報が扱われる場面が増えていきます。売れ始めてから慌てるより、先に整えておくほうが安心です。
EU向けに売るなら事業者情報の表示に注意
3つめの経路がヨーロッパです。EUにはデジタルサービス法(DSA)という決まりがあります。これは、オンラインプラットフォームの透明性を高めるための法律です。そのため、ビジネスセラーは事業者情報の表示を求められます。
具体的には、事業者名・事業所の住所・認証済みのメールアドレスと電話番号です。そして該当する場合は、事業者登録番号も対象になります。
これらは、EUのバイヤーが購入できる出品ページに表示されます。つまり、購入前の段階で誰でも見られる状態になるということです。
ここがINFORM法との大きな違いです。米国の仕組みは「一定規模を超えたセラーの、購入後の情報開示」です。一方、EUの仕組みは「ビジネスセラーの、購入前からの情報開示」に近い形になります。
もちろん、全員が対象というわけではありません。対象になるのは、ビジネスセラーとして登録していて、EUのバイヤーが買える出品を持っている場合です。
この表示は2024年初頭から順に始まりました。あわせて、EU向けに販売するビジネスセラーには出品前の認証も求められる流れになっています。
そのため、個人アカウントと同じ感覚のままでいると危険です。切り替えた直後に、気づかないうちに事業所の住所を出していた、ということも起こり得ます。
そして、とくに注意したいのが住所の種類です。私書箱は認められず、実際に存在する物理的な住所を出す必要があります。
つまり、この条件がバーチャルオフィスを検討する一番はっきりした理由になります。ヨーロッパにも売っていくビジネスセラーの方にとっては、実務上ほぼ必須の備えと言えるでしょう。
本人確認だけは自宅住所のままにする理由

実は、ここが一番の落とし穴です。住所を隠したい一心で、登録住所までバーチャルオフィスに変えてしまう方がいます。
しかし、それをやると多くの場合つまずきます。というのも、eBayとPayoneer(ペイオニア/売上金を受け取る送金サービス)には本人確認があるからです。そこでは提出書類の住所と登録住所の一致が前提になります。
具体的には、運転免許証やパスポート、在留カードなどが使われます。加えて、3か月以内に発行された住民票(本籍とマイナンバーの記載がないもの)や公共料金の請求書なども住所確認の書類になります。そこに書かれているのは、当然ながら自宅の住所です。
そのため、登録住所だけをバーチャルオフィスにすると、書類と食い違って審査が止まります。売上金の受け取りに関わる部分なので、ここでの足止めは地味に痛いんです。
個人事業主としてイーベイ・ジャパンの販売サポートサービスに登録する場合も同じです。開業届の控え・本人確認書類・住所確認書類の3点が必要とされています。ここでもeBayに登録した氏名と住所が書類と一致していることが前提です。
逆に言えば、書類の住所を後から変えるのは簡単ではありません。だからこそ、最初から「動かさない住所」と「置き換える住所」を分けておく必要があるんです。
確かに「登録住所も隠せたらいいのに」と思う気持ちは分かります。ただ、この住所はバイヤーに表示される場所ではありません。
つまり、隠さなくても困らない領域なんです。守るべきは、相手の目に触れる住所のほうでした。
結論として、登録住所と請求先は住民票の住所のままにしておきましょう。ここを動かさないと決めておくだけで、余計なトラブルをひとつ減らせます。
登録住所の入力そのものでつまずいた方は、ebayを日本語登録してしまった時の修正方法もあわせてご確認ください。
住所を4つに分けて考えると迷わなくなる
ここまでの話を、実際の設定に落とし込んでみましょう。基本の形は、登録住所と請求先は自宅のまま、返品先はバーチャルオフィス。まずはこの2点を押さえれば十分です。
ただし、迷いやすいのが発送元住所です。ここは「隠したいから変える」と考える前に、ひとつ確認しておきたいルールがあります。
eBayにはItem location policy(商品の所在地に関するポリシー)があります。出品に表示する所在地は、実際に発送する場所と一致させる必要があるとされています。しかも虚偽の所在地は、出品の取り下げやアカウント制限の対象です。
そのため、自宅から発送しているのに遠方の住所を所在地として表示するのは、ポリシー違反のリスクを抱えることになります。同じ市内や近隣であれば実務上の差は小さいものの、遠く離れた住所を借りる場合は注意が必要です。
一方、返品先住所は「返送された荷物を受け取る場所」なので、実際に受け取れる場所であれば問題になりません。だからこそ、まず返品先から置き換えるのが安全なんです。
加えて、発送ラベルの差出人欄は自分で記入する部分です。返送先として機能する住所を書いておけば、ラベル経由で自宅が伝わることも防げます。
結論として、優先順位は「返品先 → ラベルの差出人欄 → 発送元」の順です。全部を一度に変えようとせず、順番に整えていきましょう。
| 住所欄 | 役割 | 置き換え |
|---|---|---|
| 登録住所 | 本人確認に使う・バイヤーには表示されない | 自宅のまま |
| 購入時の届け先 | 自分が買った商品を受け取る場所 | 自宅のまま |
| 発送元住所 | 商品の所在地として表示される | 実際の発送場所と一致が必要 |
| 返品先住所 | 返送された商品が届く場所 | まずここから置き換え |
住所と同じように、名前についても「どこまで相手に見えているのか」を知らないまま出品している方は多いです。
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ebayのバーチャルオフィス選びで失敗しない基準
ここからは実務の話です。バーチャルオフィスは便利ですが、万能ではありません。
契約してから「これができないのか」と気づく箇所を、先に潰しておきましょう。
中古品を扱うなら古物商許可の壁がある

そこで最初にお伝えしたいのが、古物商許可の話です。ここを知らずに契約すると、あとで組み直しになります。
まず前提として、転売する目的で仕入れた中古品を扱うなら、原則として古物商許可が必要です。一方、自分が使っていたもの、使うために買ったけれど未使用だったものを売るだけなら、許可は要りません。
古物商許可が必要かどうかの判定
→ 古物商許可は不要
→ 中古品を扱うなら原則として許可が必要
バーチャルオフィスは原則不可。自宅など実体のある場所を届け出る
そのうえで重要なのが、バーチャルオフィスは古物商許可の営業所として原則認められないという点です。
というのも、営業所には実体が求められるからです。管理者が常勤し、仕入れの行為が行われ、古物台帳を保管・管理する場所であることが要件とされています。
住所と電話番号を借りているだけの状態では、この条件を満たせません。盗品の流通を把握するという法律の目的から見ても、実態のない場所を営業所として認めるわけにはいかない、という考え方です。
さらに2018年の古物営業法改正では、所在不明と判断された場合に許可を取り消せる簡易取消制度も導入されました。「登録だけしておけばいい」という運用は、そもそも想定されていません。
申請の要件は警視庁の古物商許可申請の案内でご確認ください。運用は自治体によって細かな差があるため、迷う場合は管轄の警察署に相談するのが確実です。
ちなみに、自宅が賃貸でも営業所にできないわけではありません。ただし賃貸借契約書の使用目的が「居住専用」になっている場合は注意が必要です。貸主や管理会社から、使用承諾書をもらうよう求められることがあります。
つまり、ハードルは「実体があるかどうか」であって「持ち家かどうか」ではありません。自宅で仕入れた商品を保管し、古物台帳を管理しているなら、そこが営業所になり得ます。
結論として、営業所は自宅、公開する住所だけバーチャルオフィス、という併用が現実的な形になります。
郵便は転送できても荷物は受け取れないことがある
次に注意したいのが、受け取ってもらえないものの存在です。名前から「何でも代わりに受け取ってくれる」と思われがちですが、実際には制限があります。
一般的に受け取りが難しいとされるのは、次のようなものです。
受け取ってもらえるもの
- 通常の郵便物・はがき・封書
- DMや事業関連の書類
- 宅配便(対応しているプランの場合)
受け取りが難しいもの
- 本人限定受取郵便・現金書留・内容証明・特別送達
- クール便などの冷蔵・冷凍を伴う荷物
- 代金引換の荷物
- 規定のサイズを超える大型の荷物
さらに、プランによっては宅配便そのものを扱っていないケースもあります。この場合、届いた荷物はそのまま返送されてしまいます。
ここで、似たサービスとの違いも整理しておきましょう。私書箱は郵便物を受け取るための仕組みで、法人登記や開業届には使えないとされています。
一方、レンタルオフィスやコワーキングスペースは実際の作業スペースを借りるサービスです。バーチャルオフィスは、その中間にあたる「住所・電話番号・郵便物の受け取り」といった機能だけを借りる形になります。
加えて、転送の頻度も見落とせません。月1回転送のプランだと、届いた書類が手元に来るまで最大で1か月近くかかることがあります。
たとえば税務署からの通知や、期限のある書類が届いた場合を想像してみてください。転送を待っているあいだに期限が近づく、ということが起こり得ます。
そのため、郵便物の到着を写真やメールで知らせてくれる通知サービスがあるかどうかは、意外と効いてきます。転送頻度と通知の有無は、料金と同じくらい大事な比較軸です。
郵便物の到着をこまめに知りたい方もいるはずです。たとえば東京・横浜のバーチャルオフィス【レゾナンス】は、転送頻度を週1と月1から選べます。こうした写真通知に対応したサービスから比較してみてください。
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ちなみに、契約時には本人確認を求められます。バーチャルオフィスの事業者は犯罪収益移転防止法の対象にあたり、契約者の確認が義務づけられているためです。
海外から返送された商品はどこへ届くのか

返品先住所をバーチャルオフィスにすると、当然ながら海外から返送された商品もそこへ届きます。ここで問題になるのが、国際小包を受け取ってもらえるかどうかです。
実際に、対応は業者によって分かれます。国内の郵便物だけを想定しているサービスもあれば、荷物の受け取りに対応しているサービスもあります。
そのため、契約前に「海外からの返送品を受け取れるか」「サイズの上限はどれくらいか」を必ず確認しておきましょう。ここを確認せずに返品先として登録するのは、少し危ない橋です。
というのも、受け取りを断られた荷物は差出人へ返送されるからです。海外のバイヤーのもとへ商品が戻れば、返金だけが残って商品は手元にない、という形になりかねません。
もうひとつ知っておきたいのが、税金の扱いです。日本から輸出した商品がそのまま戻ってきた場合、再輸入免税という制度が使えることがあります。
再輸入免税(関税定率法第14条第10号)
日本から輸出された貨物を、再び輸入するときの制度です。輸出許可の際の性質・形状が変わっていなければ、関税と消費税が免除されます。ただし適用を受けるには、輸入申告の際に輸出許可書またはこれに代わる税関の証明書を提出する必要があります。
出典:税関「再輸入免税貨物の手続」より
つまり、返送されてきたからといって必ず課税されるわけではありません。ただし、書類がそろっていないと免税は受けられないので、輸出時の記録は残しておきましょう。
なお、eBay International Shipping(eBayが提供する国際配送プログラム)は少し事情が違います。この場合、返品をeBay側が米国内で処理するケースもあります。そのため、自分の出品がどの方式で発送されているかは事前に確認しておきましょう。
契約前に確かめたい料金と5つのチェック項目
料金の目安からお伝えします。全体の相場は、初期費用が0〜15,000円程度です。そして月額は、660〜35,000円程度が目安になります(🟡2026年8月時点・プランと事業者により変動)。
ただし幅が大きいので、金額だけで比べると失敗します。そこで、次の5点をそろえて見比べてみてください。
契約前に確かめたい5つのチェック項目
- 法人登記に使えるプランかどうか(最安プランは登記不可のことがある)
- 郵便転送の頻度と、転送1回あたりの料金
- 宅配便や海外からの荷物を受け取れるか
- 最低契約期間と解約の条件
- 初期費用・月額・転送料を足した年間の総額
とくに1つめは見落としがちです。月額660円台の最安プランは住所の利用だけに限定され、法人登記には使えないことがあります。
たとえば、初期費用0円で転送頻度を4段階から選べるサービスがあります。一方、入会金がかかる代わりに月額990円から都心の住所を使えるサービスもあります。
このように、初期費用と月額のどちらに重心があるかは事業者によって違います。短期で試したいなら初期費用が軽いほう、長く使うなら月額が軽いほうが有利になりやすい、という見方ができます。
| 項目 | GMOオフィスサポート | レゾナンス |
|---|---|---|
| 初期費用 | 0円 | 入会金5,500円+デポジット1,000円〜 |
| 月額(税込) | 660/1,650/2,200/2,750円 | 990円〜(ネットショップ向け550円) |
| 郵便転送 | なし/月1/隔週/週1から選択 | 週1または月1 |
| 法人登記 | 660円プランは不可 | 可 |
| 拠点 | 複数エリア | 東京・横浜・大阪 |
各社公式サイトの料金ページより(🟡2026年8月時点・改定される場合があります)
また、月額が安くても転送料が別途かかるタイプだと、年間の総額では逆転することもあります。転送料が基本料金に含まれているかどうかは、必ず確認しておきましょう。
初期費用をかけずに始めたい方は、入会金が無料で転送料も基本料金に含まれるタイプが分かりやすいです。
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ここに挙げた金額は、あくまで一般的な目安です。料金やプランの内容は改定されることがあるため、正確な情報は各サービスの公式サイトでご確認ください。
開業届・法人登記・銀行口座はどうなるのか

最後に、事業としての手続きまわりを整理しておきます。ここは判断に迷いやすいところです。
まず開業届です。納税地の欄にバーチャルオフィスの住所を書き「事業所等」にチェックを入れる形が一般的とされています。このとき、自宅住所も併記しておきましょう。
というのも、自宅を書かないと困ることがあるからです。自宅の家賃や光熱費を経費に按分するとき、認められないおそれがあります(🟡個別の判断は税務署・税理士へご確認ください)。
次に法人登記です。バーチャルオフィスの住所で登記すること自体は可能です。ただし、同じ住所にすでに同じ商号の会社がある場合は登記できません。
加えて、同じ住所に多くの会社が登記されている状態も知っておきましょう。取引先が住所を検索したときに複数の会社が出てくるため、不信感につながることがあると言われます。
そして銀行口座です。実体が見えにくいぶん審査は厳しくなる傾向があり、金融機関による対応の差も大きいのが実情です。傾向としては、ネット銀行のほうが比較的通りやすいとされています。
とはいえ、開設できないと決まったわけではありません。事業内容や取引の流れを具体的に説明できる資料をそろえておくと、審査の通りやすさは変わってきます。
| 手続き | 使えるか | 注意点 |
|---|---|---|
| 開業届の納税地 | 使える | 「事業所等」にチェックし自宅も併記(🟡税理士へ要確認) |
| 法人登記 | 使える | 同一住所に同じ商号の会社があると不可 |
| 法人の銀行口座 | 審査次第 | 実体の説明資料が必要・金融機関で対応差が大きい |
| 古物商許可の営業所 | 原則使えない | 管理者の常勤・仕入れ・古物台帳の保管が要件 |
ちなみに、登記事項証明書は誰でも取得できるため、代表者の住所は実質的に公開される状態でした。
そこで2024年10月1日から、代表取締役等住所非表示措置という制度が始まっています。一定の要件のもとで申し出ると、登記事項証明書に載る代表者の住所が市区町村までの表示になります。制度の詳細は法務省の代表取締役等住所非表示措置の案内でご確認ください。
税務や登記の判断は個別の事情で変わります。最終的な判断は、税理士や司法書士などの専門家にご相談ください。
開業届をまだ出していない方は、eBay輸出の開業届を出す手順もあわせてご確認ください。
よくある質問(FAQ)
バーチャルオフィスを使うのは違法になりませんか?
違法ではありません。バーチャルオフィスの事業者は犯罪収益移転防止法の対象事業者として位置づけられ、契約時の本人確認が義務づけられています。法人登記に使うことも認められています。
高ボリュームセラーになると何を求められますか?
eBayから情報の登録と確認を求められます。具体的には銀行口座番号・納税者番号・電話番号・メールアドレスです。登録した情報は年に一度、変更がないかの確認も必要になります。
郵便で送った商品が返送されても再輸入免税は使えますか?
使える場合があります。輸出の許可を受けた貨物のほか、郵便によって日本から輸出されたことが明らかな貨物も対象に含まれます。ただし輸入申告の際に、それを確認できる書類の提出が必要です。
法人化していない個人事業主でも契約できますか?
契約できます。開業届の納税地としてバーチャルオフィスの住所を記載し「事業所等」にチェックを入れる形が一般的です。個人向けのプランを用意しているサービスも多くあります。
【まとめ】ebayのバーチャルオフィスは住所を分けて使う
ここまで、ebayのバーチャルオフィスについて、住所が外に出る経路と実務上の注意点を見てきました。
結論として、大事なのは「全部を隠す」ことではありません。相手の目に触れる住所だけを置き換えて、本人確認に使う住所はそのまま残す。この使い分けが、いちばん無理のない形です。
そして、バーチャルオフィスだけで全部が解決するわけでもありません。中古品を扱うなら古物商許可の営業所は別に必要ですし、返送品を受け取れるかどうかも事前確認が要ります。
それでも、自宅の住所を出さずに世界へ売れる形が作れるなら、踏み出すハードルはぐっと下がります。私自身、住所まわりの不安が消えたことで、出品そのものに集中できるようになりました。
この記事の要点
- 住所が外に出るのは発送ラベル・米国のINFORM法・EU向けの事業者情報表示の3ルート
- 登録住所と請求先は住民票の自宅のまま、置き換えは返品先から始める
- 発送元住所はItem location policyがあるため、安易に遠方の住所へ変えない
- 中古品を扱うなら古物商許可の営業所は自宅などの実体ある場所が必要
- 契約前に登記の可否・転送頻度・荷物の受取可否・解約条件・年間総額を確認する
まずは、ご自身のeBayアカウントの住所設定を開いて、返品先がどこになっているかだけ確認してみてください。
▼この記事を読んだ人は、次にこの記事を読んでいます
次に待っているのが、実際に商品が返送されてきたときの対応です。
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ebayで返送されてきた時の損失を最小化する5つの勝ち筋
ebayで返送されてきた原因を追跡ステータスで即判別。Unclaimed・Refused・住所不備別に、INRで負けない対応手順、返金の全額/一部の使い分け、手数料と送料の計算、チャージバック回避まで整理。
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