
こんにちは。eBay Export Chartbook運営者のJです。
ebayの原産国で中国って、気になりますよね。
中国で仕入れた商品や、原産国が中国の品を出品するときは、不安になりますよね。
実は「中国製って大丈夫かな」「アカウントが止まらないかな」と心配する方は多いです。
そして私も、最初は原産国(Country of Origin)の欄でつまずきました。
結論から言うと、原産国は実際に作られた国を正直に選ぶのが正解です。
そのうえで、発送元(Item location)とは分けて考えるのがコツになります。
つまり、中国製でも設定さえ間違えなければ、出品も販売もきちんとできます。
むしろ2025年以降は、原産国を入れておかないと米国で表示されないこともあるんです。
そこでこの記事では、入力場所から発送元との違い、必須化、関税や表示義務までを整理します。
読み終えるころには「これで迷わず出品できる」と思えるはずです。
ですから、肩の力を抜いて一緒に確認していきましょう。
この記事のポイント
- 原産国(作られた国)と発送元(いまある場所)は別物だと押さえる
- 2025年以降は米国向けで原産国がほぼ必須・未記入だと表示されないことがある
- 中国製でも出品は禁止ではないが、模倣品はNGで安全基準や関税に注意
- 発送元の嘘はアカウントのリスク・正直な設定が結局いちばん安全な近道
ebayで原産国を中国に設定する正しいやり方
まずは、原産国を中国に設定するときの基本から押さえていきます。
というのも、ここがあいまいだと、後で関税やアカウントの不安につながるからです。
そこで、入力欄の場所・発送元との違い・必須化の流れを順に整理していきましょう。
ebayの原産国(Country of Origin)入力欄はどこにある?

原産国の入力欄は、出品フォームの「Item Specifics(商品の詳細情報)」の中にあります。
項目名は「Country of Origin(原産国)」で、商品が実際に作られた国を選びます。
そのため、中国で製造された商品なら、迷わず「China」を選べば大丈夫です。
実は、この欄はもともと「Country/Region of Manufacture(製造国)」という名前でした。
ところが2025年の半ばごろ、eBayが「Country of Origin」へ名称を変更しています。
正確な変更月は公式に明示されていないため、表示名は出品画面で確認してください。
もちろん名前は変わっても、入力する内容は「製品が製造・生産・育てられた国」で同じです。
ここで一番大切なのは、原産国は「発送する場所」ではないという点です。
実際にeBayのヘルプも、原産国は「作られた国であって発送元ではない」と書いています。
つまり、日本から発送していても、中国で作られた商品の原産国は「中国」のままにします。
なお、入力の流れ自体は難しくありません。
まず出品画面でカテゴリーを選ぶと、Item Specificsの欄に原産国の項目が表示されます。
あらかじめ用意された国名リストから選ぶ形なので、スペルを打ち間違える心配もありません。
もし入力欄が見当たらないときは、出品カテゴリーを確認してみてください。
たとえば宝飾品では「Materials sourced from(素材の調達元)」という項目名のこともあります。
それでも見つからない場合は、Seller Hub(eBayの販売管理画面)から編集すると表示されることもあります。
いずれにしても、まずは「自分の商品がどの国で作られたか」を正直に選びましょう。
最初は身構えるかもしれませんが、やることは「作られた国を選ぶ」だけだと分かれば気が楽になりますよ。
原産国と発送元(Item location)は何が違うの?
ここでつまずく方がとても多いのが、原産国と発送元の違いです。
結論から言うと、原産国は「モノが作られた国」、発送元は「いまその商品がある場所」です。
つまり、この2つはまったく別の情報なので、混同するとトラブルのもとになります。
発送元は、出品画面の「Item location(商品の所在地)」という欄で設定します。
たとえば、中国で作られた商品を日本の自宅に在庫として持っているとします。
この場合は、原産国を「中国」、Item locationを「日本」と分けて記載するのが正解です。
なぜ分ける必要があるのか、理由はシンプルです。
というのも、原産国は関税や輸入の判断に、発送元は配送日数や送料、追跡に使われるからです。
そのため、片方に合わせてもう片方をいじると、買い手にも税関にも誤った情報が伝わります。
たとえば「日本から早く届く」と思った人に、中国から直送されたら戸惑いますよね。
逆に、原産国を発送元に合わせて「日本」にすると、原産国の虚偽表示になりかねません。
だからこそ、私はいつも「作られた国」と「いまある場所」を分けてメモしてから出品します。
覚え方としては、こう考えると分かりやすいです。
つまり、原産国は「生まれた場所」、発送元は「いま住んでいる場所」のようなものです。
人で言えば、生まれが中国でいまは日本に住んでいる、ということもありますよね。
商品もまったく同じで、中国で生まれて日本にいる状態はごく普通のことです。
ですから、原産国=中国・発送元=日本という組み合わせは、何もおかしくありません。
この感覚さえつかめれば、設定で迷うことはぐっと減ります。
| 比べる点 | 原産国(Country of Origin) | 発送元(Item location) |
|---|---|---|
| 意味 | 商品が作られた国 | いま商品がある場所 |
| 出品画面の欄 | Item Specifics内の原産国 | 配送欄のItem location |
| 主な用途 | 関税・輸入の判断 | 配送日数・送料・追跡 |
| 中国製を日本発送なら | China(中国) | Japan(日本) |
中国から直送する無在庫スタイルを検討している方は、ebayの無在庫出品が禁止される理由と対策もあわせてご確認ください。
中国製を日本から発送するときの正しい設定例

では、いちばん多いパターンで具体的に設定を見ていきましょう。
「中国から仕入れて、日本に在庫を置き、日本から発送する」というケースです。
このときの正解は、とてもシンプルです。
- 原産国(Country of Origin):China(中国)
- 発送元(Item location):Japan(日本)
作られた国は中国、いま商品があるのは日本、だからこの組み合わせになります。
一方で、中国からバイヤーへ直接送る、いわゆる中国直送では考え方が変わります。
この場合は、原産国も発送元もどちらも中国になり、買い手にも中国発送として伝わります。
つまり、どこに在庫を置いて、どこから送るかで発送元が変わるわけです。
ちなみに、国際配送をeBayに任せる手もあります。
それが「eBay International Shipping(eIS)」です。
これは以前のGlobal Shipping Program(GSP)に代わって導入された仕組みです。
セラーが国内のハブへ送ると、eBayが通関や国際配送を代行してくれます。
なお、このときも原産国は通関の申告に使われるので、正しく入れておくほどスムーズです。
① 中国で仕入れ→日本に在庫→日本から発送
原産国:China(中国)/発送元:Japan(日本)
② 中国から直接発送(中国直送)
原産国:China(中国)/発送元:China(中国)
③ eBay International Shipping(eIS)を利用
原産国:実際の製造国/発送元:在庫のある国(国内ハブ経由でeBayが国際配送)
ここで一つ、私の失敗談もお話ししておきます。
出品に慣れないころ、発送元の初期設定がアメリカのままになっていたことがありました。
そのため、日本から送るのに配送日数も送料計算もずれてしまったんです。
ですから、出品時は原産国だけでなく、発送元の初期値もあわせて確認してください。
とくにアプリやテンプレートを使い回すと、前の設定が残っていることがあります。
つまり、ほんの数秒の確認で、後のトラブルを防げるというわけです。
大切なのは、設定を実態に合わせること、この一点に尽きます。
「作られた国」と「送り出す場所」をそのまま書く、それが結局いちばん安全な近道です。
ebayの原産国は必須?2025年の米国向けルール変更
「原産国って、入れなくても出品できるよね?」と思っていた方は要注意です。
結論から言うと、多くのカテゴリーでは任意ですが、米国向けならほぼ必須と考えてください。
というのも、2025年の半ばごろから、eBayが米国向けに原産国の入力を強く求め始めたからです。
背景にあるのは、アメリカの輸入ルールが大きく変わったことです。
そのため、商品ごとの原産国情報が、これまで以上に重視されるようになりました。
eBayの案内によると、原産国が未入力だと、その商品が米国バイヤーに表示されないことがあります。
せっかく良い商品でも、検索に出てこなければ売上のチャンスを逃してしまいますよね。
ですから、米国を主な販売先にするなら、原産国は「入れて当たり前」になりつつあります。
確かに、入力の手間が増えるのは少し面倒に感じるかもしれません。
ですが、ここを埋めるだけで、表示の機会を守りつつ通関トラブルも減らせます。
つまり、自分の身を守る一手間だと考えると、前向きに取り組めるはずです。
ちなみに、原産国の入力は「米国向けだけの話」と思われがちですが、そうとも限りません。
実は、他の国でも通関の申告や輸入関税の計算に原産国は使われます。
ですから、どの国に売るとしても、正確に入れておいて損はありません。
米国向けの関税ルールの動きが気になる方は、ebayの関税の最新ルールと対策もあわせてご確認ください。
「Unknown(不明)」が消えた理由と未記入のリスク

以前は、原産国の欄で「Unknown(不明)」を選べるカテゴリーもありました。
ところが2025年の半ばごろから、eBayは多くのカテゴリーでこの選択肢を取りやめています。
理由は、やはりアメリカの輸入ルールの厳格化です。
これまでは800ドル以下の少額の荷物は免税(de minimis)で通関できていました。
しかし、その仕組みが撤廃されたんです。
具体的には、中国・香港発は2025年5月2日、その他の国も2025年8月29日に終了しました。
その結果、少額でも関税の対象になり、原産国の情報がより重要になりました。
そして「不明」では関税の計算ができないため、「Unknown」という逃げ道がなくなったわけです。
つまり、これからは「正確な原産国を入れる」ことが前提のルールになっています。
| 時期 | 起きたこと |
|---|---|
| 2025年5月2日 | 中国・香港発の少額免税(de minimis)が撤廃 |
| 2025年8月29日 | その他すべての国の少額免税が撤廃 |
| 2025年なかば | 米国向けで原産国がほぼ必須に・「Unknown」廃止(🟡正確な月は非公表) |
では、原産国が分からない中古品などは、どうすればいいのでしょうか。
まずは、商品のタグや本体の刻印を確認してみてください。
多くの製品には「Made in 〜」の表示があり、そこから特定できることが多いです。
それでも分からないときは、根拠なく適当な国を選ぶのは避けましょう。
とくにアメリカ向けでは、原産国が不確かだと、通関で最も高い税率が当てられることがあります。
ですから、無理に断定せず、確認できた範囲で正直に扱うのが安全です。
では、原産国を空欄のまま放置するとどうなるのでしょうか。
主なリスクは、米国バイヤーへの非表示、そして通関での高い税率や手続きの遅れです。
つまり、空欄にするより、正しい国名を入れるほうがはるかに安全だと覚えておいてください。
少額でも関税がかかる背景が気になる方は、ebayのde minimis撤廃と税金対策もあわせてご確認ください。
関連する内容として、ebayの原産国が不明な商品を違反リスクなく売り切る5つの確認術も参考になります。
ebay原産国中国でやりがちな失敗と回避策
ここからは、原産国が中国のときに起こりやすい失敗と回避策を見ていきます。
実は、発送元の嘘・関税の誤解・表示義務の見落としなど、落とし穴は意外と多いです。
そこで、ひとつずつ確認して、安心して出品できる状態を整えていきましょう。
Item locationに嘘を書くと何が起きる?

「中国から送るけど、日本発のほうが売れそうだから日本にしておこう」
実は、こうした発送元の偽装は、いちばんやってはいけない設定です。
なぜなら、Item location(発送元)の虚偽は、すぐに見破られてしまうからです。
というのも、追跡番号は実際に荷物を送り出した国の情報を示すからです。
そのため「日本発」と書いても追跡が中国発なら、買い手も税関もすぐ気づきます。
その結果、起こり得るのはバイヤーからのクレームやケースの申し立てです。
さらに、説明と実態が違う出品として、eBayからアカウントを制限される可能性もあります。
つまり、一度の小さな嘘が、積み上げてきた評価を崩しかねないわけです。
もちろん、原産国の偽装も発送元の偽装と同じくらい危険です。
中国製を「日本製」と偽れば、信頼を裏切るだけでなく、税関での虚偽申告にもなります。
とくに高価な商品では、原産国を指摘されると通関の遅れや追加課税の原因になります。
確かに、日本発のほうが配送日数で有利に見えることはあります。
ですが、実態と違う表示はリスクが大きすぎて、メリットに見合いません。
だからこそ、実際に送り出す場所を正直に書く、これが安全策です。
もし過去の出品で発送元を間違えていたら、慌てずに修正すれば大丈夫です。
出品を編集して直し、今後は実態どおりに設定する、それで前に進めます。
つまり、大事なのは気づいた時点で正直な状態に戻すことです。
関税は誰がいくら払う?米国と日本の中国製の扱い
原産国が中国だと「関税が高いのでは」と心配になりますよね。
まず大前提として、輸入関税は原則「買い手の国で、買い手が支払う」のが基本です(DDU・DAP=着払い)。
そして、出品者がDDP(関税元払い・売り手負担)を選んだときだけ、セラーが負担します。
そのうえで、国ごとのざっくりした目安を見ていきましょう。
まずアメリカでは、中国原産の商品に通常の関税(MFN税率)へ追加関税が乗る品目があります。
いわゆるSection301による追加関税で、品目によって税率が分かれます(🟡2026年6月時点・政策で変動)。
| 区分 | 関税の目安(🟡変動) | メモ |
|---|---|---|
| 米国・機械/電子部品など | 通常関税+約25% | Section301 List1〜3 |
| 米国・消費財/衣類/履物など | 通常関税+約7.5% | Section301 List4A |
| 日本・個人輸入 | 課税価格=商品代金の約60% | 課税価格1万円以下は原則免税 |
| 日本・例外品目 | 1万円以下でも課税 | 革製品・ニット衣類・履物・手袋など |
※関税は原則バイヤー負担(DDP選択時のみセラー負担)。2026年6月時点の一般的な目安で、税率は通商政策で変動します。正確な額は税関でご確認ください。
具体的には、機械や電子部品は25%、消費財や衣類は7.5%といった区分が一例です。
ただし、これらの税率は通商政策で大きく動くため、あくまで「変動する目安」と捉えてください。
一方、日本へ輸入する場合はどうでしょうか。
個人輸入では、課税価格を「商品代金のおよそ60%」として計算する簡易なルールがあります。
そして課税価格が1万円以下なら原則免税ですが、ここに落とし穴があります。
実は、革製バッグ・ニット衣類・履物・手袋などは、1万円以下でも免税の対象外です。
そのため、中国から衣類や革製品を扱う方は、ここを見落とすと費用がかさみがちです。
たとえば、中国製の革製バッグを1万円分仕入れて個人輸入したとしましょう。
課税価格は約60%なので6,000円となり、一見すると1万円以下で免税に思えます。
ですが革製品は例外なので、この場合でも関税はかかるわけです。
このように、原産国そのものより「何の品目か」で負担が変わる場面も多いです。
あくまで一般的な目安なので、最終的な税額は税関や専門家に確認してくださいね。
日本に輸入するときの関税の目安を確認したい方は、税関の「主な商品の関税率の目安」を参照してみましょう。
Made in Chinaのラベル・表示は必要?

「Made in China」の表示は必要なのか、これも気になりますよね。
結論から言うと、表示義務は国によって異なり、特に米国向けでは注意が必要です。
まずアメリカでは、輸入される外国産の商品に原産国を表示する義務があります。
これは関税法(19 U.S.C. §1304)のルールです。
具体的には、商品や容器に英語で原産国名を、見やすく・消えにくく表示することが求められます。
そのため、中国製なら「Made in China」と表示するのが基本になります。
もし表示がないと、税関で没収されたり追加の費用(marking duty)がかかることもあります。
一方、日本国内向けの商品では、景品表示法(不当景品類及び不当表示防止法)が関わります。
ここでいう原産国とは「実質的な変更をもたらす行為を行った国」を指します。
たとえば衣類なら、縫製を行った国が原産国になります。
注意したいのは、ラベル貼り・箱詰め・単純な組み立てでは原産国が変わらない点です。
そのため、中国製を「日本製」と表示すると、不当表示として措置命令の対象になり得ます。
つまり、正直に「中国製」と表示するのが、結局いちばん安全だと分かりますよね。
ここで一つ、整理しておきたい違いがあります。
米国のルールは「輸入品に原産国を表示しなさい」という物理的なマーキングの話です。
一方、日本の景表法は「消費者をだます表示はダメ」という、表示の正しさの話です。
切り口は違いますが、行き着く先は同じで「本当の原産国を正直に示す」ことです。
実際、eBayで正しい原産国を入れておけば、ラベルやインボイスにも反映されます。
つまり、最初の入力を正直にしておくことが、すべての土台になるわけです。
🇺🇸 米国(関税法 19 U.S.C. §1304)
- 輸入品に英語で原産国を表示する義務
- 中国製は「Made in China」と見やすく恒久的に表示
- 違反すると没収や追加課税の対象
🇯🇵 日本(景品表示法・消費者庁)
- 原産国=実質的な変更を行った国(衣類は縫製した国)
- ラベル貼付・包装・単純な組立では原産国は変わらない
- 中国製を「日本製」と偽ると措置命令の対象
原産国の表示ルールを正確に確認したい方は、消費者庁の「商品の原産国に関する不当な表示」を参照してみましょう。
そもそも中国製の輸入は禁止?模倣品の注意点
「中国製って、そもそもeBayで売っていいの?」という不安もよく聞きます。
結論から言うと、中国製だからという理由で輸入や販売が禁止されることはありません。
つまり、原産国を中国と正直に表示していれば、出品自体は問題ないんです。
ただし、気をつけたいのが模倣品(コピー品・偽ブランド品)です。
中国から仕入れる商品には、ブランドを無断で使った偽物が紛れていることがあります。
そして、こうした商品を出品すると、知財侵害として出品削除やアカウント停止になります。
実は、eBayにはVeRO(ブイイーロー・eBayの知的財産権保護プログラム)という仕組みがあります。
権利者からの申し立てがあると、該当する出品はすぐに取り下げられてしまいます。
だからこそ、真贋に不安がある商品は、最初から扱わないのが鉄則です。
加えて、品質や安全性にも目を向けておきましょう。
子ども用品・玩具・化粧品などは、販売先の国の安全基準(認証)が問われます。
たとえば日本のPSEマーク、欧州のCEマーク、玩具のEN71などが代表例です。
ただし対象や要件は国やカテゴリーで異なるため、扱う前に確認してください。
こうした基準は、満たしていないと販売できなかったり、トラブルの原因になったりします。
ですから、信頼できる仕入れ先を選び、不安なときは扱わないのが長く続けるコツです。
実際に私も、少しでも引っかかる商品は「縁がなかった」と割り切っています。
✅ 中国製を出品する前のチェックリスト
- ブランドのロゴ・デザインを無断使用した模倣品ではないか
- 商標・意匠など知的財産を侵害していないか
- 販売先の国の安全基準(認証)を満たしているか
- 原産国を正確に「China(中国)」と表示したか
- 発送元(Item location)は実際の発送地と一致しているか
ブランド品や知的財産まわりで不安がある方は、ebayのVeROで出品が削除される理由と対策もあわせてご確認ください。
中国製でも選ばれる出品づくりの工夫

最後に、中国製でもしっかり選ばれる出品にする工夫をお伝えします。
正直に言うと、原産国が中国であること自体は、売れない理由にはなりません。
むしろ大切なのは、買い手が安心して「この人から買おう」と思える情報です。
まず私が意識しているのは、原産国や商品の状態を正確に書くことです。
たとえば隠さず「China」と表示し、商品の良さを丁寧に説明すると、かえって信頼につながります。
さらに、写真も明るく複数枚そろえると、実物が伝わって安心感が増します。
次に、発送やサポートの姿勢を見せることも効果的です。
到着の目安を正直に書き、質問に丁寧に答える、その積み重ねが評価につながります。
確かに地味ですが、こうした誠実さが価格競争に巻き込まれない強みになります。
もう一つ、価格だけで戦わないという視点も大切です。
というのも、中国製の似た商品は、世界中のセラーが安く出しているからです。
そこに値下げだけで挑むと、消耗してしまいますよね。
だからこそ、丁寧な梱包や迅速な対応といった「人の部分」で差をつけるのが効果的です。
実際に私も「対応が丁寧だったからまた買いたい」という声をいただくことがあります。
つまり、原産国が中国でも、最後に選ばれるのは「信頼できる売り手」なんです。
このように、中国製でも「正確さ」と「丁寧さ」で勝負すれば、十分に選ばれます。
そして、小さな1%の積み重ねが、半年後の安定した売上に変わっていきます。
よくある質問(FAQ)
中国製を日本で検品・梱包したら原産国は日本になりますか?
いいえ、検品・梱包・ラベル貼りだけでは原産国は変わりません。原産国は「実質的な変更を行った国」を指すため、中国で作られた商品は原産国も中国のままです。日本製と表示すると、不当表示になり得るので注意してください。
GSP(旧・国際配送プログラム)はまだ使えますか?
いいえ、GSPは終了しています。現在はeBay International Shipping(eIS・eBayの国際配送代行)に移行しました。eISでも原産国の情報は通関に使われるため、正確に入力しておくことが大切です。
原産国を間違えて登録したらどうなりますか?
誤った原産国の表示はeBayポリシー違反となり、出品の取消やアカウント制限につながることがあります。バイヤーとのトラブルの原因にもなります。気づいたら早めに、正しい国名へ修正しましょう。
原産国を入れると売上やSEOに有利になりますか?
原産国そのものが検索順位を直接上げるわけではありません。ただし未入力だと米国バイヤーに表示されないことがあり、結果的に売上の機会を逃します。入れておくほうが安全です。
【まとめ】ebayの原産国中国は正直な設定が信頼への近道
ここまで、ebayの原産国を中国に設定するときの考え方と、やりがちな失敗を見てきました。
不安だったテーマも、整理すれば「正直に書けばいいんだ」と感じてもらえたのではないでしょうか。
最後に、この記事の要点をまとめておきます。
この記事の要点
- 原産国は「作られた国」、発送元は「いまある場所」で別物
- 中国製を日本から送るなら、原産国は中国・発送元は日本が正解
- 2025年以降は米国向けで原産国がほぼ必須、未記入や「Unknown」は不利になる
- 関税は原則バイヤー負担、中国製は米国・日本ともに品目で税率が変わる目安
- 発送元の嘘や模倣品はアカウントのリスク、正直な設定と表示が信頼への近道
原産国の設定は、難しく考えるほどのものではありません。
つまり、作られた国と送り出す場所を、そのまま正直に書くだけで十分です。
まずは出品中の商品の原産国が正しく入っているか、ひとつ確認してみてください。
その小さな一歩が、世界とつながる取引を安心して続ける土台になりますよ。
※本記事の関税率・ルール・時期などは2026年6月時点の一般的な目安です。制度は変わることがあるため、最新の正確な情報はeBay公式や各国の税関・公的機関でご確認ください。