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ebayの納品書、実は必須じゃない?賢い同梱判断と税関書類の基本

こんにちは。eBay Export Chartbook運営者のJです。

ebayの納品書って、気になりますよね。

 

「入れないとルール違反になるのかな」「そもそも何を書けばいいの」と、発送前で手が止まっている方も多いと思います。

実は私も最初は、納品書とインボイスと領収書の違いすら分からず、荷造りのたびに悩んでいました。

 

結論から言うと、ebayの納品書は法律で必ず入れなければいけないものではありません。

必要な時にだけ賢く入れれば十分で、入れない判断も立派な正解なんです。

 

この記事では、納品書・インボイス・領収書の違いや、入れる・入れないの判断基準を整理します。

あわせて、英語での作り方や印刷手順もお伝えします。

さらに、越境発送で別に必要になる商業インボイスや税関書類の基本も、初心者向けにやさしく解説します。

読み終えるころには、「これでもう迷わない」と思えるはずです。

 

この記事のポイント

  • 納品書は法律上の義務ではなく「必要な時だけ」でOK(入れない判断も正解)
  • 納品書・インボイス(請求書)・領収書は目的が別物で混同しないのが第一歩
  • eBayのSeller Hubから英語のパッキングスリップを数クリックで印刷できる
  • 越境発送では通関用の商業インボイスが別に必要で価格ゼロや品名不備は差し止めの元

 

ebayで納品書は必要?入れる・入れないの判断基準

まず押さえたいのは、納品書は「入れることもできる書類」であって、「必ず入れる書類」ではないという点です。

ここでは、そもそも必要なのかという疑問と、よく似た書類との違いを整理します。

この土台が分かると、あとの判断がぐっと楽になります。

 

ebayで納品書は本当に必要?

結論から言うと、ebayの納品書は法律で同梱を義務づけられた書類ではありません。

というのも、納品書はもともと荷物の中身を示す「梱包明細(パッキングスリップ)」が主な役割だからです。

たとえば注文番号や商品名、数量などを書いておき、発送前の照合や誤発送の防止に使います。

 

そのため、納品書を入れなくても取引そのものが成立しなくなるわけではありません。

実際に、価格が見える書類を嫌うバイヤーもいますし、あえて入れないセラーも少なくないんです。

 

ここで一つ、初心者の方が混乱しやすいポイントを整理しておきます。

それは、「納品書を入れない」ことと「税関の書類を省く」ことは、まったく別の話だという点です。

つまり、荷物の中に入れる納品書は省いてもよいのですが、海外発送で税関に見せる書類は省けません。

この違いはあとの見出しでくわしく解説しますが、先に頭の片隅に置いておいてください。

 

とはいえ、まったく不要かというと、そうとも言い切れません。

というのも、納品書があると「何がいくつ入っているか」が一目で伝わり、受け取った側の安心につながるからです。

さらに、返品や紛失といったトラブルのときに、証拠として役立つ場面もあります。

 

つまり、納品書は「義務ではないけれど、必要な場面では強い味方になる書類」と考えるのが実務的です。

この記事では、その「必要な場面」を一つずつ整理していきますね。

 

ちなみに、入れるか入れないかで迷ったときの目安はとてもシンプルです。

具体的には、「相手に中身を一目で確認してほしい取引か」「あとで証拠が必要になりそうな取引か」を考えてみてください。

どちらかに当てはまるなら入れる、そうでなければ省く、というくらいの気軽さで大丈夫です。

 

✅ 入れておくと安心な場面

  • 高額な商品を送るとき
  • 複数の商品をまとめて送るとき
  • 初めて取引する相手のとき
  • 返品やクレームが起きやすいジャンル

🟡 省いてよい場面

  • ギフトとして送るとき
  • 価格を見せたくないとき
  • 少額でシンプルな取引のとき
  • バイヤーが不要と希望したとき

 

実は私自身、最初のころは「入れないと失礼かな」と毎回悩んでいました。

しかし取引を重ねるうちに、納品書はサービスの一部であって、義務ではないと腑に落ちたんです。

だからこそ、取引ごとに必要かどうかを選べばよい、と考えると気持ちが楽になりますよ。

 

納品書・インボイス・領収書はどう違う?

実は、ここでつまずく方がとても多いので、3つの書類の違いをはっきりさせておきましょう。

結論から言うと、目的がまったく別物です。

 

まず、納品書(パッキングスリップ)は、荷物の中身の明細を示す書類です。

具体的には、注文番号・商品名・数量・宛名などが中心で、金額は入れても入れなくても構いません。

 

一方、インボイス(Invoice=請求書)は、取引金額を請求・証明するための書類です。

たとえばeBayには「Send invoice(請求書送信)」という機能があります。送料の調整や未払いのリマインドに使う機能です。

金額をはっきり示すのが特徴で、納品書とは目的が異なります。

 

そして領収書(Receipt)は、支払いが済んだことを証明する書類です。

ただ、eBayでは購入履歴や取引明細が実質的な支払い記録になるため、正式な発行義務は生じにくい仕組みになっています。

もし買い手から領収書を求められたら、注文詳細の画面や取引履歴を案内する形で対応できます。

 

買い手から「支払いの証明がほしい」と言われて戸惑った方は、ebayの領収書や注文詳細の出し方もあわせてご確認ください。

 

ちなみに、この3つが混ざりやすいのは、eBayの画面や印刷物で「Invoice」という言葉があちこちに出てくるからです。

たとえば、支払い前の金額確認でも「invoice」、税務用の書類でも「invoice」と表示されることがあります。

そのため、言葉だけで判断せず、「その書類は何のためのものか」を目的で見分けるのが安全です。

 

簡単に整理すると、こう考えると分かりやすいです。

具体的にはこう考えます。中身を伝えるなら納品書、金額を請求するならインボイス、支払い済みを示すなら領収書ですね。

 

要するに、納品書は「中身の明細」、インボイスは「請求」、領収書は「支払いの証明」です。

この3つを分けて考えるだけで、多くの混乱は解けます。

 

書類 主な目的 金額の記載 使う場面
納品書
(パッキングスリップ)
中身の明細を伝える 任意(省略可) 荷物に同梱して中身確認
インボイス
(請求書)
金額を請求・証明する 必ず記載 支払い前の請求・送料調整
領収書
(レシート)
支払い済みを証明する 記載 買い手が証明を求めた時

 

パッキングリストと納品書は同じもの?

結論から言うと、パッキングリスト(Packing List)と納品書は、ほぼ同じものと考えて問題ありません。

実際に、どちらも荷物の中身を一覧にした明細です。海外では「packing slip」「packing list」と呼ばれます。

 

ただし、注意したい点が一つあります。

というのも、eBayが出力する印刷物には「Invoice」と表示されることがあるからです。ただ、その中身は価格のないパッキングスリップ寄りのこともあるんです。

そのため、名前ではなく「価格が入っているかどうか」で書類の性質を判断するのが安全です。

 

もう一つ、よくある不安が「荷物の中に書類を入れていいの?」というものです。

実は、これは配送方法で扱いが少し変わります。

たとえば日本郵便によると、国際小包やEMSは物品と手紙を一緒に入れて送ることができます。

小形包装物でも、簡単なあいさつ状などを入れることは認められています。

 

くわしい規定は、日本郵便の「物品と一緒に手紙を送ることができますか」で確認できます。

 

ここで一点だけ整理しておきたいのが、「中に入れる納品書」と「外に貼る税関書類」の違いです。

まず、納品書は荷物の中に入れて、受け取った人が中身を確認するためのものです。

一方、税関に見せるインボイスは、荷物の外側やパウチに入れて提出するもの、というイメージを持っておくと混乱しません。

 

つまり、納品書を荷物に同梱すること自体は、基本的に問題ないと考えて大丈夫です。

そのため、名前の違いに振り回されず、「中身の明細か」「税関への申告か」で見分けていきましょう。

 

価格を見せたくない時の納品書の扱い

「納品書に金額が載ると、相手にいくらで売ったか分かってしまうのでは」と気にする方もいますよね。

結論から言うと、納品書の金額は入れないのが基本で、価格を見せたくない時は迷わず省いて大丈夫です。

 

そもそも、納品書の主な役割は中身の明細を示すことです。

だからこそ、買い手にとって不要な仕入れ値や販売価格は、あえて載せない方がトラブルの火種を減らせます。

 

たとえば、金額が載っていると「送料を引くと安いのでは」と余計な詮索を招くことがあります。

また、複数の商品をまとめて送るとき、価格の合計が合わない、といった細かな行き違いも起きがちです。

こうした小さな火種を減らせるのも、価格を省くメリットの一つです。

 

実際に、私はギフトとして送る取引では、金額を抜いた納品書を用意するようにしています。

商品名と数量だけでも、受け取った側は「注文どおり届いた」と確認できるからです。

 

ただし、ここで一つだけ注意があります。

それは、荷物の外側に貼る税関用の書類(インボイス)には、価格を正しく書く必要があるという点です。

つまり、中に入れる納品書と、税関に見せるインボイスは別物、と覚えておいてください。

 

確かに、「価格を抜くと不親切では」と感じるかもしれません。

けれども、多くのバイヤーが知りたいのは「注文した商品が、正しい数だけ届いたか」です。

そのため、商品名と数量さえ明確なら、価格がなくても納品書としての役割は十分に果たせます。

 

要するに、「中身の明細=価格は任意」「税関書類=価格は正確に」と切り分けるのがコツです。

この一線を覚えておくだけで、価格まわりの不安はほとんど解消します。

 

書類 置く場所 価格の扱い
荷物に入れる納品書 箱の中(バイヤーが確認) 見せたくなければ省略OK
税関に見せるインボイス 箱の外・パウチ(税関へ提出) 正確に記載(必須)

 

ギフト・ドロップシッピングでの対応

ギフト配送やドロップシッピングでは、価格を見せたくない場面がさらに増えます。

結論から言うと、この場合も「価格を抜いた納品書」で対応するのが基本です。

 

たとえばギフトなら、贈る相手に金額を知られたくないのは自然な気持ちですよね。

また、ドロップシッピングでも、仕入れ元や仕入れ値を隠したいケースがあります。

そのため、納品書からは金額を省き、商品名と数量を中心にまとめるとよいでしょう。

 

ただし、ここでも税関の扱いには注意が必要です。

具体的には、「プレゼントだから」と実際より安く申告したり、購入品を勝手に贈答品扱いにするのは避けてください。

というのも、多くの国では、購入した商品を第三者へ直送しても税関上のギフト(贈答品免税)にはならないからです。

そのため、実態と違う低額申告は、関税法違反のリスクにつながります。

 

また、ドロップシッピングでは、そもそも納品書を入れるかどうかを取引先と相談しておくと安心です。

というのも、仕入れ元が発送を代行する形だと、こちらの想定と違う書類が同梱されることもあるからです。

トラブルを防ぐためにも、発送のルールを事前にすり合わせておきましょう。

 

つまり、納品書では価格を省いてOKでも、税関書類では正直な価格を書く、という線引きが大切です。

なお、関税や免税の細かい条件は国によって変わります。最終的な判断は、公式情報や専門家への確認をおすすめします(あくまで一般的な目安です)。

 

トラブル予防に納品書が役立つ場面

納品書は「必要な時だけ」でよいと書きましたが、その「必要な時」の代表がトラブル対応です。

結論から言うと、返品・紛失・クレームの場面で、納品書は強い味方になります。

 

たとえば、買い手から「箱が空っぽだった」と言われたとします。

このとき、何をいくつ入れたかを示す納品書の控えがあれば、状況を説明しやすくなります。

逆に、記録が何もないと、反論の材料に困ってしまうんです。

 

返品のときも同じです。

たとえば納品書があれば、注文番号や商品の状態をすばやく照合でき、返金処理がスムーズに進みます。

特に、複数の注文を並行してさばいているときほど、この照合のしやすさが効いてきます。

その結果、どの荷物のことか一目で分かり、対応のスピードも上がって評価を守ることにつながります。

 

だからこそ、私は発送前に納品書をPDFで保存しておくようにしています。

実際に、紙を同梱するかどうかに関わらず、手元に控えを残しておくだけで、いざという時の安心感がまったく違います。

 

もう一つ、意外と役立つのが「発送した」という事実の記録です。

たとえば納品書の控えには発送日や商品名が残るので、いつ・何を送ったかをあとから振り返れます。

というのも、取引数が増えてくると記憶だけでは追いきれなくなるので、こうした控えが効いてきます。

 

返品や返金のやり取りそのものに不安がある方は、ebayの返品・返金トラブルの対応手順もあわせてご確認ください。

 

納品書のことを調べていくと、次に気になるのが「自分は個人のままでいいのか、それとも事業者として動くべきか」という点です。

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ebayの納品書の作り方と印刷・越境発送の書類

さて、ここからは実際に納品書をどう作り、どう印刷するかという実務の話に入ります。

あわせて、越境発送で別に必要になる商業インボイスや税務まわりも整理します。

手を動かす部分なので、一つずつ順番に進めていきましょう。

 

ebayで納品書(パッキングスリップ)を印刷する方法

実は、納品書はゼロから自作しなくても、eBayの機能でそのまま印刷できます。

結論から言うと、Seller Hub(eBayの販売管理画面)の注文管理から数クリックで出力できるんです。

「わざわざ書類を作らなきゃ」と身構えていた方ほど、拍子抜けするくらい簡単ですよ。

 

まず、基本的な流れは次のとおりです。

  1. Seller Hubの「Orders(注文)」を開く
  2. 「Awaiting shipment(発送待ち)」から対象の注文を選ぶ
  3. 「Shipping」メニューから「Print packing slip and more(納品書などの印刷)」を選ぶ
  4. 表示された納品書をPDFまたは紙で印刷する

 

この方法なら、注文番号や商品名が自動で反映されるので、書き間違いの心配がほとんどありません。

さらに、配送ラベルの印刷とあわせて準備できるのも便利なところです。

 

実は、私が初心者の方にいちばんおすすめしているのが、このeBay純正の印刷機能です。

というのも、自作のテンプレートだと、どうしても入力ミスや商品名の写し間違いが起きやすいからです。

その点、注文データからそのまま出力すれば、内容が取引と食い違う心配がありません。

 

また、複数の注文をまとめて発送するなら、対象をまとめて選んで一括で印刷することもできます。

数が増えてきたときほど、この一括処理が時短につながります。

 

なお、メニューの表示名や場所は変わることがあります。eBayの画面更新で少しずつ更新されるためです。

もし同じ名前が見つからないときは、注文の詳細画面や「Shipping labels」まわりを探してみてください。

ちなみに、大量の発送を効率化したいなら、外部の注文管理ツールやテンプレートを組み合わせる方法もあります。

ただ、最初のうちはeBayの標準機能だけで十分にまわせるので、まずはここから慣れていきましょう。

 

英語の納品書を作るときの言語設定の注意

海外のバイヤーに送る以上、納品書は英語で用意したいところですよね。

結論から言うと、印刷前に画面の表示言語を英語に切り替えておくのが安全です。

 

というのも、日本語表示のまま印刷すると、商品名や項目名が日本語で出てしまうことがあるからです。

そうなると、受け取った海外のバイヤーからは「読めない書類」になってしまいます。

 

そのため、印刷プレビューの段階で、項目名や住所が英語になっているかを一度確認してみてください。

特に、商品名を自分で日本語登録している場合は、英語表記に直しておくと親切です。

 

また、自作のテンプレートで作るなら、最初から英語のひな型を用意しておくのがおすすめです。

一度作ってしまえば、次からは商品名と数量を差し替えるだけで済みます。

 

ちなみに、英語が苦手でも心配はいりません。

というのも、納品書に必要な英語は、商品名・数量・住所・日付といった決まった項目がほとんどだからです。

むずかしい文章を書く必要はなく、単語と数字が正しく並んでいれば十分に伝わります。

 

細かいことですが、通貨単位や宛名のつづりミスは国際トラブルにつながりやすい部分です。

そのため、発送前にサッと見直す習慣をつけておくと、あとが安心ですよ。

 

ちなみに、私は英語のテンプレートを1枚作って、それをずっと使い回しています。

項目の並びが毎回同じだと、チェックする場所も固定されるので、見落としが減るんです。

そのため、自分なりの「型」を持っておくと、発送準備のスピードも自然と上がっていきます。

 

納品書テンプレートに入れる必須項目

自作の納品書を作るなら、どの項目を入れるかが気になりますよね。

結論から言うと、「中身が正確に伝わる最低限の項目」に絞るのがコツです。

 

まず、基本として入れておきたいのは、次のような項目です。

 

項目 必須/任意 記入例(英語)
発行日 必須 2026-07-27
注文番号(取引ID) 必須 1234567890
売主情報(名前・住所) 必須 ABC Store, Tokyo, Japan
買主情報(送り先) 必須 John Doe, NY, USA
商品名・数量 必須 Wireless Mouse ×2
通貨 越境は必須 JPY/USD
単価・合計金額 任意 ―(省略可)
備考(返品ポリシー等) 任意 Returns within 30 days

 

このうち、単価や合計金額は任意です。

先ほど書いたとおり、価格を見せたくない場面では省いて構いません。

 

逆に、情報を詰め込みすぎないことも大切です。

というのも、細かい宣伝文や長い説明を入れても読み飛ばされやすく、かえって伝わりにくくなるからです。

返品ポリシーなどを添えるなら、短く一言にまとめておくとよいでしょう。

 

たとえば備考欄を使うなら、返品ポリシーを短く一行だけ添えるのがおすすめです。

「30日以内なら返品OK」といった一言があるだけで、受け取った側の安心感が変わります。

 

なお、テンプレートは一度作れば長く使えますが、半年に一度くらいは見直すのがおすすめです。

手数料や住所などが変わっていないか、たまに点検しておくと安心です。

 

越境発送で要る商業インボイス・税関書類

ここが、国内取引と越境取引で大きく違うポイントです。

結論から言うと、海外発送では納品書とは別の書類が要ります。それが通関用の「商業インボイス(Commercial Invoice)」です。

 

なぜ別の書類が必要かというと、税関は「その荷物にどれだけの価値があるか」を知る必要があるからです。

つまり、中身の明細だけを示す納品書とは、そもそもの目的が違うんですね。

 

この商業インボイスは、税関に対して「何を・いくつ・いくらで送るか」を申告するための書類です。

具体的には、送り主と受取人の情報に加えて、次のような項目が求められます。

 

項目 内容 記入例
商品名・数量・価格 正確に申告する Used Camera ×1/USD 120
原産国 商品が作られた国 Made in Japan
HSコード 品目を分類する関税番号 品目ごとに調べて記入
インコタームズ 費用負担の取り決め DAP

※必要な項目や様式は国・配送会社で変わります。

 

これらをきちんと書いておくと、通関がスムーズに進みやすくなります。

たとえば日本郵便の場合は、CN22やCN23といった税関告知書のフォームがこの役割を担います。

どちらを使うかは荷物の内容や金額で変わるため、発送時に郵便局の案内に沿って選べば大丈夫です。

また、FedExなどのツールでは、商業インボイスを自動で作って電子送信できる機能もあります。

そのため、使う配送方法が決まったら、その会社の書類の作り方を一度確認しておくと安心です。

 

逆に、価格をゼロと申告したり、品名や数量があいまいだと、税関で止められることがあります。

実際に、通関で追加の書類を求められる事例も報告されています。「価値を示すインボイスがないと受け取れない」と言われるケースです。

 

ちなみに、HSコードと聞くと難しく感じますが、最初から完璧を目指さなくて大丈夫です。

というのも、扱う商品はある程度決まってくるからです。よく送る品目のコードを一度調べてメモしておけば、次から使い回せます。

原産国も、日本で仕入れた商品なら「Made in Japan」と書ける場合が多いです。

 

また、インコタームズは、送料や関税を「誰が負担するか」を決める国際的な取り決めです。

個人の小口発送ではDAP(相手国で買い手が関税を払う形)が使われることが多く、まずはこの形を押さえておくと十分です。

 

税関で荷物が止められないか心配な方は、ebayで荷物が税関に止められた時の対処もあわせてご確認ください。

 

消費税・インボイス制度と納品書の関係

「インボイス制度が始まったけど、納品書と関係あるの?」と気になる方もいますよね。

結論から言うと、消費税のインボイス制度でいう「適格請求書」は、荷物に入れる納品書とは別物です。

 

そもそも、eBay輸出の売上は海外で消費されるため、消費税がかからない「輸出免税」の扱いになります。

一方で、仕入れやeBay手数料などで支払った消費税は、条件を満たせば還付を受けられる場合があります。

 

この還付を受けるには、消費税の課税事業者であることや、帳簿と請求書をきちんと保存していることなどの条件があります。

そのため、日ごろから取引の記録を残しておくことが、結果的に自分を助けてくれるんです。

 

その際に関わってくるのが、eBayが発行する「Tax invoice(適格請求書に対応した請求書)」です。

これはSeller HubのPaymentsまわりのレポートからダウンロードできます。eBay手数料に含まれる消費税を確認するのに使う書類です。

 

ここで大事なのは、荷物に同梱する納品書と、税務で使うこれらの書類を混同しないことです。

つまり、納品書はあくまで中身の明細、適格請求書やTax invoiceは税務のための書類、と役割が分かれています。

 

取引 荷物に入れる書類 税関・税務で使う書類
国内向け販売 納品書(任意) 適格請求書(インボイス制度)
越境(海外向け) 納品書(任意・価格省略可) 商業インボイス+税関告知書(CN22/23)

 

「難しそう」と感じるかもしれませんが、最初のうちは全部を完璧に理解しなくても大丈夫です。

まずは、発送のたびに納品書まわりを整えることと、取引の記録を残すことだけ意識してみてください。

税務の細かい手続きは、売上が育って必要になってきた段階で、専門家と一緒に整えていけば十分間に合います。

 

なお、消費税や還付の条件は制度改正の影響も受けやすい部分です。

くわしくは国税庁の「インボイス制度」の案内で確認できます。最終的な判断は、税理士など専門家に相談すると安心です(あくまで一般的な目安です)。

 

よくある質問(FAQ)

納品書を入れ忘れて発送したらどうなりますか?
納品書の基本
大きな問題にはなりません。納品書は法律で義務づけられた書類ではないからです。もし中身の確認用に必要なら、注文内容をまとめたPDFをあとからeBayのメッセージで送ることもできます。
関税は納品書の金額で計算されますか?
税関・関税
関税は、税関に提出する商業インボイス(通関用の請求書)に書いた価格をもとに計算されます。荷物の中に入れる納品書の金額ではありません。だからこそ、税関書類の価格は正確に書く必要があります。
小形包装物でも納品書を中に入れられますか?
発送・同封
入れられます。日本郵便によると、小形包装物でも簡単なあいさつ状などは同封できます。国際小包やEMSなら、物品と手紙を一緒に入れて送ることが認められています。
バイヤーに領収書を求められたらどうすればいいですか?
領収書
eBayの注文詳細画面や取引履歴を案内すれば大丈夫です。eBayではこれらが実質的な支払い記録になるため、正式な領収書の発行義務は生じにくい仕組みです。必要なら支払い情報を文面で伝える方法もあります。

【まとめ】ebayの納品書は必要な時だけ賢く同梱する

ここまで、ebayの納品書について、必要かどうかの判断から作り方・越境の書類までを整理してきました。

結論として、納品書は法律上の義務ではなく、必要な場面で賢く使えば十分な書類です。

 

振り返ると、いちばん大事だったのは「書類の目的で見分ける」という考え方でした。

実際に、納品書・インボイス・領収書は名前が似ていても役割が違い、荷物に入れる書類と税関に見せる書類も別ものです。

そのため、ここさえ押さえておけば、細かいルールに振り回されずに済みます。

 

つまり、大切なのは、荷物の中に入れる納品書と、税関や税務で使う書類を切り分けて考えることでした。

この線引きさえできれば、発送のたびに迷うことはもうありません。

 

この記事の要点

  • 納品書は法的な義務ではなく「必要な時だけ」の同梱でOK
  • 納品書=中身の明細/インボイス=請求/領収書=支払い証明と目的が別物
  • 荷物に入れる納品書の価格は任意・見せたくない時は省いてよい
  • 越境発送は通関用の商業インボイスが別に必要(価格・原産国・HSコードを正確に)
  • 消費税の適格請求書やeBayのTax invoiceは納品書とは別の税務書類

 

まずは次の発送で、Seller Hubから納品書を一度印刷してみてください。

一度流れをつかめば、あとはぐっと気持ちが楽になりますよ。

 

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