
こんにちは。eBay Export Chartbook運営者のJです。
eBay取引で荷物が動かなくなって、
追跡に通関手続き中やHeld by Customs、DHLのClearance Event、FedExの配達の例外、
EMSの税関に提示と出ていると、正直めちゃくちゃ不安になりますよね。
さらに、関税を払わないと言われたら返金はどうなるのか、住所不備のAddress issueが出たら修正できるのか、
電池やスプレー、化粧品やサプリみたいな禁制品扱いで止まったのか…このへんが絡むと、話が一気にややこしくなります。
この記事では、
ebay税関で止まるときに「まず何を確認して」「どこに連絡して」「どういう順で動くと損しにくいか」を、現場目線で整理します。
数値や日数は状況でブレるので、あくまで一般的な目安として読んでくださいね。
最終的には、各配送会社や税関、必要なら通関士などの専門家へ確認するのが安全です。
あなたの状況が「ただの通関待ち」なのか「何かアクションしないと永遠に止まる」なのか、ここを切り分けられるだけで、だいぶ心が軽くなりますよ。
この記事のポイント
- Held by Customsや各社ステータスの読み方
- 関税未払い・受取拒否が起きた時の返金判断
- 住所不備Address issueや書類不備の直し方
- 禁制品リスクを発送前に潰すチェック視点
目次
ebayの税関で止まる原因と最初の確認
ここでは、追跡ステータスの意味を正しく読み、何が原因で止まっているのかを切り分けます。
通関は本来「止まるもの」でもあるので、焦って誤対応しないための土台づくりです。
Held by Customsの意味を解説

Held by Customsは、直訳すると「税関で保留」です。
ただ、これが出た瞬間に「トラブル確定」ではありません。
税関は、関税の確認・輸入規制のチェック・知的財産権の侵害疑いの確認・安全保障や社会悪物品の排除など、やることが多いんですよ。
だから通常の検査工程でも一時停止に見えることがあります。
ここ、気になりますよね。
まず知っておくべき前提:通関は2種類の「止まり方」がある
私が現場で見てきた感覚だと、税関で止まる状況は大きく2パターンです。
ひとつは「順番待ち・検査待ち」。これは、混雑・週末・祝日・データ入力の遅れで、追跡が動かないように見えるだけのケースが多いです。
もうひとつは「情報不足・規制該当・支払い待ち」みたいに、何かが足りなくて止まっているケース。
こっちは放置すると長期化しやすいので、早めに切り分けが必要です。
私が見るポイント:更新頻度と“要求”の有無
私がまず見るのは、更新頻度と追加アクションの有無です。
ステータスが数日止まるだけなら、週末・祝日・入力遅れの可能性もあります。
一方で、1週間以上まったく更新がない、または配送会社から連絡が来ているのにバイヤーが反応していない場合は、原因が明確に潜んでいることが多いです。
特にクーリエ(DHL/FedEx/UPS系)は、何か足りないと「連絡待ち」「保留」などの匂わせが出やすい印象ですね。
最初の切り分け3点
- 追跡に追加情報や連絡待ちの表示があるか
- 受取人側に関税支払いや書類提出が必要そうか
- 商品ジャンルが規制・禁制品に触れやすいか
すぐ使える“緊急度の目安”
あくまで目安ですが、私の基準を置いておきます。通関は国ごとに差が大きいので断定はしません。
だけど、判断材料がないと動けないので、ここは「優先度を決めるための目安」として使ってください。
| 状況 | 緊急度 | まずやること |
|---|---|---|
| Held by Customsが1〜3日 | 低〜中 | 待ちつつ、商品ジャンルと書類を点検 |
| 4〜7日で更新が少ない | 中 | 配送会社の案内メール有無、受取人連絡先の確認 |
| 7日以上ほぼ更新なし | 高 | 配送会社へ問い合わせ、バイヤーへ書類・関税確認を依頼 |
| 連絡待ち・支払い待ち表示 | 高 | バイヤーへ即連絡、必要情報(電話/税番号/書類)を揃える |
なお、国・地域や配送形態で通関の動きは違います。
迷ったら、無理に推測せず「配送会社に聞く」「受取人に確認する」を優先すると事故りにくいですよ。
(※参考までにebayのHeld by Customsを配送会社別で返送回避)
DHLの通関保留の見分け方

DHLは通関が速い一方で、書類や規制に引っかかると一気に止まります。
追跡でよく見るのがClearance Eventや、顧客対応待ちに近い文言です。
このときは、荷物そのものより情報が足りていないケースが多いですね。
あなたも「え、もう着いてるのに何で?」って思うかもですが、ここは“書類の世界”です。
DHLが止まる典型:連絡先・用途・関税の3点
私がやる定番は、まずバイヤーに「DHLから連絡が来てないか」を確認してもらうこと。
税関・配送会社は受取人の電話番号やメールが必要になる場面があり、連絡がつかないと止まり続けます。
次に「用途」です。
たとえば部品・機械・電気系・ブランド系は、用途や型番、材質確認が入ることがあるので、追加情報を求められやすいです。
最後が「関税」。
DDU(受取人が関税支払い)前提の取引だと、受取人が支払わない限り前に進みません。
注意:
セラー側ができるのは情報補完までで、現地での関税支払い・身分情報提出などは受取人対応になることが多いです。
バイヤーへは丁寧に誘導しつつ、メッセージ履歴を残しておくのが大事です。
私が送るメッセージの“骨格”
バイヤーへの連絡は、圧をかけずに、でも行動を促すのがポイントです。
私はだいたい次の順で書きます。
- 追跡の現状(Clearance Event等)を共有
- DHLから連絡が届いていないか確認依頼
- 必要なら電話番号や追加書類を提出してほしい旨
- 関税・輸入税は原則受取人側で発生しうることを説明
セラー側で事前に潰せる“止まり”もある
DHLは、インボイスの情報が薄いと止まりやすいです。
たとえば「Parts」だけだと用途不明で質問が来る可能性が上がります。
逆に、材質・用途・型番が明確だとスルッと抜けることが多い。
あと、バイヤーの電話番号が抜けていると、連絡の取りようがなくて詰みがちです。
ラベル発行時に電話番号が入っているかは、私は毎回見ます。
配送会社への問い合わせは最短ルートですが、担当窓口や混雑で回答が遅れることもあります。
焦って推測で動かず、受け取った指示に沿って対応してください。
最終的な手続き要件はDHLの案内が優先です。
(※参考までにDHLの荷物保留が通関で止まる時のインボイス修正と連絡術)
FedEx配達の例外と通関延滞

FedExは通関保留を「配達の例外」扱いで出すことが多いです。
ここでありがちなのが、インボイスの補足が必要、用途説明が必要、または受取人連絡不可です。
追跡を見て「配達の例外って何?事故?」となりがちですが、通関の追加確認の可能性が高いので、落ち着いて切り分けるのが大事です。
まず確認:例外の中身は“何待ち”か
例外の表示は幅が広いので、私は「何待ちか」を見ます。
よくあるのは、
(1) 追加書類の提出待ち、
(2) 受取人の回答待ち、
(3) 関税や手数料の支払い待ち、
(4) 現物検査対象、のどれか。
ここで、セラー側ができるのは主に(1)の補足と(2)の連絡促進です。
(3)は受取人が払う前提が多く、(4)は待つしかありません。
セラーが点検すべき2点:インボイスと電話番号
セラー側で確認すべきポイントは2つ。
ひとつは、インボイスに商品説明・材質・用途・数量・価格が十分書けているか。
もうひとつは、受取人の電話番号がラベルや書類に反映されているかです。
ここが欠けると、受取人確認ができずに止まりやすいです。
FedExはデータでガンガン回す仕組みなので、情報が欠けると止まりやすい印象があります。
豆知識:
追跡が止まって見えても、内部では照会が進んでいることがあります。
とはいえ更新が長く止まるなら、配送会社へ状況確認を入れるのが現実的です。
通関延滞を短縮する“書き方”のコツ
私が意識しているのは「税関担当が一発で分類できる文章」です。
例えば衣類なら素材(cotton/wool)と用途(wearing apparel)を入れる。
機械部品なら用途(for repair of X)と型番、可能ならメーカー名。
これだけで「何かわからないから質問」になる確率が下がります。
逆にGiftみたいな曖昧ワードは、私は極力避けます。
最後は公式優先
いずれにせよ、税関判断に関わる部分は国ごとに変わります。
特に追加書類の指示が来たら、あなたの判断で省略せず、求められた形式で出すのが一番早いです。
(※参考までにfedexの通関手続きによる遅延と関税支払いトラブル対処法)
EMS税関に提示が続く原因

EMSなど国際郵便で「税関に提示」「保管」系が続く場合、郵便側の通関フロー上、書面審査や現物確認の順番待ちになっていることがよくあります。
ここはクーリエより時間が読みにくいですね。
あなたとしては「動かない=紛失?」と不安になりますが、郵便系は“表示があっさり”なので、必要以上に怖がらなくてOKな場面も多いです。
郵便の通関は“遅い”というより“バッファが大きい”
クーリエは事前申告や電子データが強くて、止まるときは止まるけど、動くときは一気に動きます。
郵便は、通関拠点に集約して順番に処理されるので、混雑や検査対象の偏りがあると、追跡が数日止まりやすいです。
つまり、表示が止まっていても内部では“箱が並んでいる”ことが普通にあります。
日本側で多いのは価格確認と数量・用途の疑義
日本側でよくあるのは、価格確認のための資料提出要請です。
郵便でハガキ通知が来るパターンもあります。
受取人が対応しないと保管期限で返送になることがあるので、バイヤーには「通知が来ていないか」「追加書類を求められていないか」を早めに聞いてください。
価格確認で求められやすいのは、注文確認メール、決済明細、取引画面のスクショなど。
ここで大事なのは、提出書類に“どの荷物の話か”がわかる情報を添えることです。
重要:
保管期限や提出書類はケースで違います。
必ず通知内容と、郵便局・税関の案内を確認してください。
受取人に頼むときの言い方:責めずに行動を促す
バイヤーに動いてもらうとき、私は「税関の手続きなので、受取人側の確認が必要みたいです。
通知や連絡が来ていないか見てもらえますか?」というトーンにします。
責めると逆効果です。
特に郵便は“本人確認”が絡む場面があるので、セラーがどう頑張っても受取人が動かないと終わりません。
長期化したら“調査”も視野(ただし段階を踏む)
郵便は、一定期間を超えて更新がない場合、発送局からの調査依頼が必要になることがあります。
とはいえ、いきなり調査に走るより、
まずは「通知の有無」「追加書類」「関税支払い」の3点を確認して、
それでも詰まっているなら段階的にエスカレーションするのが安全です。
ここも最終判断は郵便局や税関の案内を優先してください。
(※参考までにemsの税関検査のため税関へ提示が動かない理由と解決策)
禁制品チェック電池スプレー

税関で止まる原因として、関税以前に「そもそも通せない」ものがあります。
電池、スプレー、化粧品、サプリは、規制・制限の当たりやすい代表格です。
ここ、セラーもバイヤーも「知らなかった」で終わらないことがあるので、最初に押さえたいところです。
“税関”と“航空危険物”は別の地雷として存在する
まず、電池やスプレーは、税関の問題というより「航空輸送の安全規定」に引っかかる可能性があります。
たとえばリチウム電池は条件次第で搭載制限があり、スプレーは可燃性ガス扱いになることもあります。
これ、税関で止まったように見えて、実は輸送網の段階でストップしていることもあります。
追跡表示は配送会社ごとに違うので、表示だけで断定しないでくださいね。
化粧品・サプリは“成分”と“数量”で止まることがある
化粧品やサプリは国ごとにルールが違います。
成分規制が厳しい国もありますし、個人使用の数量制限がある国もあります。
同じ商品でも「A国は通るけどB国は止まる」って普通に起きます。
さらに、まとめ買い数量が多いと、販売目的の疑いで止まる可能性もゼロじゃない。
だから私は、数量が多い注文や、医薬品っぽい効能をうたう商品は、発送前に一段慎重になります。
発送前に見るチェック視点
- 電池内蔵・同梱の有無(リチウム系は特に注意)
- スプレー・揮発性・可燃性の表記がないか
- 化粧品・サプリの数量が多すぎないか
- 医薬品に近い効能表現がないか
チェックリストを“見える化”しておくと事故が減る
私は発送前に、ざっくりでも「危ない匂いがするカテゴリ」をチェックするようにしています。
以下は一般的な注意ポイントの整理できる表です。
| カテゴリ | 止まりやすい理由 | 発送前の対策(目安) |
|---|---|---|
| 電池(内蔵/同梱) | 航空危険物・申告要件 | 内蔵か同梱か明確化、型式情報の把握 |
| スプレー | 可燃性・ガス・圧力容器 | 成分・用途確認、発送可否を事前確認 |
| 化粧品 | 成分規制・数量制限 | 数量を絞る、用途説明を明確化 |
| サプリ | 医薬品扱い・成分規制 | 成分・数量・表現(効能)の確認 |
ここは法律・安全に直結するので、断定は避けます。
必ず各国税関や配送会社、関連当局の公式情報を確認し、必要なら専門家へ相談してください。
私も「いけると思った」では出しません。
あなたのアカウントや資金を守るために、ここは慎重すぎるくらいでちょうどいいです。
(※参考までにebayの禁制品チェックリスで学ぶ越境ECの危険回避と判断基準)
ebayの税関で止まる時の実務対応
ここからは、実際に止まってしまったときの動き方です。
関税未払い・住所不備・書類不備など、揉めやすいポイントほど「証拠を残す」「責任分界を明確にする」が効いてきます。
eBayで関税を払わない時の返金の結論

ここ、いちばんニーズが強いところですよね。
結論から言うと、eBay取引では基本的に輸入関税や輸入税はバイヤー負担の設計です。
なので、バイヤーが関税を払わないことで通関できない・受取拒否になった場合、セラー側は「全部損」にならないように立ち回れます。
ただし、これには条件があります。あなたの発送方法、販売条件、取引の証拠の残し方で、結果がブレます。
まず整理:関税が絡むトラブルは“3段階”で起きる
私の経験上、関税トラブルは「知らない」「払いたくない」「受け取りたくない」の3段階で発生します。
最初は、バイヤーが本当に知らないケース。
次に、請求額を見て払いたくなくなるケース。
そして最後に、受取拒否や放置に発展するケースです。
だから私は、早い段階で「税関対応が必要かも」という情報を、穏やかに共有します。
揉める前にクッションを入れるイメージです。
米国向けなど、DDP寄りの運用は“例外”として意識
ただし、運用は発送条件や国、取引の設定で変わります。
特に米国向けでは、近年DDP(関税支払済み)寄りの要件が強まっており、発送方法やチェックアウトの仕組みによって保護の効き方が変わる点は要注意です。
あなたの取引が「受取人が支払う前提(DDU)」なのか「事前徴収や支払い済み(DDP寄り)」なのかで、対応フローが変わります。
私が守っている返金判断の順番
- 追跡に関税拒否・受取拒否の根拠が残るか確認
- バイヤーに支払い案内と連絡先を丁寧に送る
- 返送になった場合は差し引ける実費を整理
“証拠ゲーム”に勝つために残すべきもの
関税未払いは感情が絡みやすいので、最終的に効くのは事実です。
私は最低限、
(1)追跡のスクショ(関税関連の表示がある部分)、
(2)バイヤーへの案内メッセージ、
(3)配送会社からの連絡内容(メールなど)を残します。
これがあると「セラーはやることをやった」状態を作れます。
逆に、口頭や曖昧なやり取りだけだと、揉めたときに弱いです。
部分返金・送料差し引きの考え方(一般論)
返送になった場合、現実として送料や返送料が重くのしかかります。
ここは「全部返すしかない」と思い込みがちですが、取引条件やポリシーによっては実費の整理が可能な場面もあります。
ただ、これは取引の状態やケースの進み方で変わるので、私は常に「いま何が起きているか」を取引画面で確認し、無理な自己判断をしないようにしています。
あなたもここだけは慎重にいきましょう。
(※参考までにeBayで関税を払わないで返金要求に負けない証拠と部分返金術)
住所不備Address issueの修正

Address issueは、税関というより「そもそも配達情報が成立してない」状態です。
ここは早期対応で救える確率が上がります。
逆に放置すると、配達不可→保管→返送の流れに乗ってしまい、結果的に関税どころじゃなくなります。
あなたの手元でできることが多いので、ここはしっかり押さえておきたいです。
最初の一手:追跡の“どの段階”でAddress issueかを見る
手順としては、まず追跡に出ている文言を確認して、配送会社が修正を受け付ける段階かを見ます。
出国前・輸出国側の仕分け段階なら比較的修正が効きやすいことがあります。
一方、到着国で配達店に乗ってからだと、受取人本人の確認が必要だったり、追加料金が出たり、そもそも変更不可だったりします。
だから私は「今どこにあるか」を最初に見ます。
バイヤー確認でミスが多いのはここ
次にバイヤーへ、住所の表記ゆれ(部屋番号、番地、郵便番号、州名略称など)を含めて再確認します。
ありがちなのは、部屋番号なし、建物名の欠落、ZIPコードの誤り、国名表記の揺れ、電話番号の桁不足。
とくに電話番号は、税関や配送会社が連絡するために必要で、ここが抜けていると“住所不備扱い”のように止まることがあります。
住所修正で私が集める3点セット
- 運送状番号(Tracking/AWB)
- 正しい住所(原語表記が望ましい)
- 受取人の電話番号(国番号含む)
配送会社へ伝えるときのコツ:短く、正確に
誤りが判明したら、配送会社の窓口へ上の3点をセットで伝えます。
ここで長文で事情説明をするより、「どこが間違いで、何が正しいか」を短く示す方が通ります。
私は「旧住所→新住所」を並べて、変更点だけ太字で示すこともあります(メールの場合)。
窓口対応は人によって当たり外れがあるので、情報が整理されていると強いです。
注意:
配送会社や国によっては、発送後の住所変更が制限されます。
また、住所修正は追加料金が発生する場合があります。
INRを防ぐコミュニケーション術
住所不備が出るとバイヤーは不安になってINR(未着)を開きがちです。
私は「いま住所確認中」「配送会社に修正依頼済み」「次の更新が出たらすぐ共有します」みたいに、進捗を短文でいいのでテンポ良く共有します。
これだけで揉め率が下がります。
あなたも、気まずくても黙らないのが正解です。
沈黙が一番疑われます。
(※参考までにebayの住所不備の原因と対策まとめと発送前チェックから返金対応まで)
インボイス不備とHSコード対策

税関で止まる原因として、地味に多いのがインボイスの品質です。
商品説明が雑だと、税関側が確認に時間を使います。
私はインボイスに、材質・用途・数量・単価・合計を必ず入れます。
これ、当たり前のようで抜けがちなんですよ。
あなたの荷物が止まっているなら、まず「何が書かれているか」を再点検してみてください。
税関が困るのは“分類できない”とき
税関は、品目を分類して、関税率や規制対象かを判断します。
だから、分類できない書き方だと止まります。
たとえば「Parts」だけだと、何の部品かわからない。
Giftは目的が不明。
こういう曖昧語は、税関担当の“追加質問コース”に入りやすいです。
逆に「Plastic model kit for hobby」みたいに、材質と用途が出ていると、分類がスムーズになります。
HSコードは“加点要素”として効くことがある
さらに効くのがHSコードです。
必須ではないケースもありますが、入れておくと分類が早まり、税関側の疑義が減ることがあります。
逆に、GiftやPartsみたいな抽象語だけだと止まりやすい。
ここは実感としてあります。
ただし、HSコードは間違えると逆に混乱を招くこともあるので、わからないなら無理に適当な番号を入れない方がいい場合もあります。
書き方の目安(あくまで一般例)
- NG:Parts / Gift
- OK:Cotton sweater / Plastic model kit
- 可能なら:HSコード、原産国、用途
インボイス改善のチェック表(自分で監査する)
私は発送前に、インボイスを“監査”します。
慣れると30秒でできます。
止まった後の対応より、発送前の30秒の方が100倍ラクですよ。
| 項目 | OKの目安 | 抜けると起きやすいこと |
|---|---|---|
| 商品名 | 具体名+用途 | 分類不能で質問・保留 |
| 材質 | cotton/plastic/metal等 | 税率判断ができず遅延 |
| 数量 | 個数が明確 | 商用疑い・検査対象 |
| 価格 | 単価と合計が一致 | 価格確認(証憑要求) |
| 受取人電話 | 国番号含む | 連絡不能で止まる |
| HSコード | 確信がある場合のみ | 誤分類で混乱(慎重に) |
アンダーバリューは“短期得”でも長期で危険
アンダーバリュー(低い価格申告)を求められることがありますが、これは脱税に関わるリスクがありおすすめしません。
税関で疑われると、止まるだけでなく今後の通関が厳しくなる可能性もあります。
あなたのアカウントや今後の取引を守るために、ここは毅然と断るのが安全です。
バイヤーの関税拒否と受取拒否

追跡にRefusedや関税関連の拒否が出た場合、私はまず「バイヤー責任の範囲」を丁寧に説明しつつ、感情的に煽らないようにします。
ここで強い言葉を使うと、フィードバックやケースがこじれやすいです。
あなたもイラッとするかもですが、ここは“勝つために冷静”が正解です。
関税拒否のシナリオ:よくある流れを知っておく
関税拒否は、だいたい同じ流れで進みます。
配送会社が関税・手数料を請求する→バイヤーが高いと感じる→支払いを放置するか拒否する→保管される→期限が来て返送または廃棄、という流れ。
ここでセラーができるのは、
(1)バイヤーに支払いが必要な可能性を伝える、
(2)連絡先・手順を案内する、
(3)証拠を残す、の3つです。
支払い自体は受取人がやることが多いので、セラーが代わりに解決できる問題ではないという線引きが重要です。
交渉は“事実ベース”で、言い回しは柔らかく
一方で、セラー側も守るべきラインがあります。
関税を払わない=バイヤー都合で受け取らないという構図になりやすいので、やり取りの証拠を残しつつ、現実的な落としどころ(返送後の対応、差し引ける費用の整理など)を提示します。
ここでのコツは、主張は事実ベースで、言い回しだけは柔らかくすること。
強い言い方は相手の防御反応を引き出すだけで、解決が遠のきます。
大事:
返金・部分返金・ケース対応は、eBayのポリシーや取引条件で結果が変わります。
注意してください。
“論点ずらし”に引っ張られない
私の感覚では、バイヤーが本当に払いたくない時は「税関が悪い」「届いてない」みたいに論点をずらしてきます。
だからこそ、追跡ログ・配送会社の案内・メッセージ履歴で、事実を積み上げるのが一番強いです。
あなたも「感情で反論」じゃなく「ログを提示」してください。
これが一番、後で自分を守ります。
ebayの税関で止まるに関するよくある質問(FAQ)
Q1. ebayの税関で止まるのが「ただの順番待ち」か「手続きが必要」か、どう見分けますか?
A. 見分けの基準はシンプルで、「税関・配送会社から“要求”が出ているか」です。
- 順番待ちに多い:審査中表示だけで、追加提出や連絡依頼が出ていない
- 手続きが必要に多い:関税支払い待ち/書類提出待ち/受取人連絡待ちなどの要素がある
特に「連絡待ち」「支払い待ち」「書類が必要」というニュアンスがある場合は、受取人(バイヤー)側の対応が止まっていることが多いです。まずはバイヤーに「税関や配送会社から通知が来ていないか」を確認してもらうのが最短です。
Q2. 関税の支払い拒否でebayの税関で止まると、セラーは守られますか?
A. 典型的には「関税はバイヤー責任(DDU前提)」なので、バイヤーが関税を払わず通関できない・受取拒否になった場合でも、条件を満たせばセラー保護(Seller Protection)が機能しやすいです。
セラー保護を取りに行くための要点は次の3つです。
- 追跡に“関税拒否・必要書類未提出”などの状況が残ること
- バイヤーへ丁寧に案内したメッセージ履歴が残ること
- Shipping Policy等に「関税はバイヤー負担」を事前明記していること
税関トラブルは「事実と証拠がある側」が強いです。追跡のスクショ、配送会社の通知、バイヤーとのやり取りは必ず保存しておくのがおすすめです。
Q3. 米国向けでebayの税関で止まるトラブルを減らすには、DDP/DDUをどう考えればいい?
A. 結論から言うと、米国向けはDDP寄りの運用を理解しておくと、関税拒否による留置リスクを構造的に下げられます。
特に重要なのは、2025年10月17日以降、日本→米国の発送で2,500米ドル未満の取引はDDP(関税支払済み配送)が実質的に義務化された点です。
- DDU:受取時にバイヤーが関税を払う → 「払わない」トラブルが起きやすい
- DDP:チェックアウト時点で関税相当を回収 → 税関で“支払い待ち”が起きにくい
ただしDDPは、取引総額(商品+送料+関税)に対して落札手数料がかかるなど、コスト構造が変わります。利益率の再計算まで含めて設計するのが安全です。
Q4. 日本でebayの税関で止まると「ハガキ」が来ると聞きました。来たら何をすればいい?
A. 国際郵便で止まった場合、受取人に「外国から到着した郵便物の税関手続のお知らせ」が届くことがあります。来たら、基本は次の順で動きます。
- ハガキの「連絡事項」欄で、何の提出を求められているか確認
- 求められやすい資料(例):インボイス/注文確認メール/決済明細(PayPal等)/取引画面スクショ
- 提出書類に通知番号・氏名・電話番号を必ず明記(紐付け不能だと処理が止まりがち)
- 提出方法(郵送・FAX・電話等)は案内に従う(メール受付は出張所により差があるため要確認)
不安なら税関相談窓口へ電話が確実です(例:東京税関 相談官室 03-3529-0700/東京外郵出張所 03-5665-3755 など)。
Q5. 化粧品・サプリ・医薬品が原因でebayの税関で止まる場合、どんな“数量ルール”がありますか?
A. 日本への個人輸入では、薬機法(医薬品医療機器等法)により「個人使用目的の範囲」が明確にあります。超えると販売目的とみなされ、留置や薬監証明の要求につながりやすいです。
| カテゴリー | 目安(個人使用目的) | 補足 |
|---|---|---|
| 処方箋医薬品 | 1ヶ月分以内 | 毒薬・劇薬等を含む |
| 一般用医薬品 | 2ヶ月分以内 | 外用剤を除く |
| 外用剤(軟膏等) | 1品目につき24個以内 | ブランド・色を問わない |
| 化粧品 | 1品目につき24個以内 | 標準サイズ換算 |
| 家庭用医療機器 | 1セット | 電気マッサージ器等 |
| ビタミン剤等 | 4ヶ月分以内 | サプリメント類 |
セラー側でできる現実的な対策は、まとめ買い数量の注意喚起と、必要に応じて「分割発送」「数量調整」を提案することです。
Q6. 偽物(知的財産侵害)の疑いでebayの税関で止まると、どうなりますか?
A. 商標権・意匠権・著作権などの侵害が疑われると、税関は「認定手続」を開始し、その間は厳格に留置されます。
さらに重要なのは、2022年10月の法改正により、日本では個人使用目的でも海外事業者から購入した偽ブランド品は没収対象になった点です。没収が決まると、商品は破棄処分となり受取はできません。
セラー側の戦略としては、
- 模倣品を扱わない(絶対)
- 中古品でも仕入れルートを明確にし、説明・書類情報を整える
- 疑われやすいカテゴリでは、真正性を補強できる情報(型番、特徴、購入経路の説明など)を準備する
この手の留置は「手続きで時間が伸びやすい」ので、最初から触れないのが最も大きなリスク回避です。
Q7. バイヤーに「安く書いて(アンダーバリューして)」と言われました。応じるとebayの税関で止まる原因になりますか?
A. はい、なります。アンダーバリュー(低価格申告)は脱税リスクがあり、税関が疑義を持つと領収書・取引履歴の提出要求→留置の長期化に直結しやすいです。
さらに悪いケースでは、没収やペナルティ、今後の通関が恒常的に厳しくなる可能性もあります。eBayのルール上も推奨されず、セラーにとってメリットが薄いわりに損失が大きいです。
対策はシンプルで、丁寧に断って記録を残すこと。メッセージ上で「正確な価格で申告する」方針を明確にしておくと、後々の揉め防止になります。
Q8. そもそも「ebayの税関で止まる」を予防するために、出品ページに書いておくべき一文はありますか?
A. あります。セラー保護の土台にもなるので、Shipping Policy等に次の趣旨を入れておくのがおすすめです。
定型例(英語)
“Import duties, taxes, and charges are not included in the item price or shipping cost. These charges are the buyer's responsibility.”
加えて、
- 税関や配送会社から連絡があった場合、受取人が速やかに対応する必要があること
- 必要書類の提出や本人確認が求められる可能性があること
この2点も明記しておくと、トラブル時に「事前説明済み」の証拠として効きやすくなります。
ebayの税関で止まる時の総まとめ
最後にまとめます。
ebay税関で止まるときは、まずHeld by Customsや各社ステータスを正しく読み、通常プロセスか、追加対応が必要かを切り分けるのが最優先です。
次に、DHL・FedEx・EMSそれぞれの特性に合わせて、連絡先情報や書類の不足を埋めます。
ここができると、焦りが“やることリスト”に変わりますよ。
あなたが今日やるべき行動を、1枚にまとめる
私は、税関トラブルが起きたら「今日やること」を紙に1枚でまとめます。
頭の中で整理しようとすると、不安が増えるだけなので。
あなたもこの順番でいけばOKです。
これだけ覚えておけばOK
- 追跡の文言と更新停止期間で緊急度を判断
- 配送会社は情報不足で止まることが多い
- 関税や受取拒否は事実と証拠で守る
- 最終判断は公式情報・専門家へ相談
“止まらない発送”に寄せると、未来が楽になる
この記事は「止まった時の対処」が中心ですが、本当は“止まらないように出す”のが最強です。
インボイスの具体化、受取人の電話番号の確認、禁制品の事前チェック。
これだけでも、通関で止まる確率が下がります。
あなたが今後もeBayを続けるなら、ここは仕組み化したほうが絶対ラクです。
この記事は一般的な目安としてまとめています。
国・商品・配送契約で条件が変わるので、正確な情報は税関・配送会社・eBay公式の案内をご確認ください。
判断が難しい場合は、通関士などの専門家に相談するのが安全です。
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